多様性のある森を目指して。伝統文化としての炭やきを残したい!

多様性のある森を目指して。伝統文化としての炭やきを残したい!
伝統文化である炭やき。多様性のある森を目指して、愛知県豊田市の旭地区に移住して炭やきの世界に飛び込んだ炭やき職人が、自分の炭窯を作る挑戦です!

山買って、ホラと呼ばれる山の一番低い所に窯を作っていたそうです。

山の広葉樹を切って、そこから炭を作り、木が無くなると、つぎのホラに窯を作る。1周して20年ぐらい経って帰ってくると、またその木が使えるようになってる。これが本当の里山でした。

とても理にかなってるし、環境にもいいし、命を取っていない。ここ旭でも、昔はそういうやり方をしていたんだそうです。

そして、そんな森には落葉広葉樹がいっぱいあって、そこから落ちた葉っぱが毎年腐葉土で段々積み重なり、微生物がたくさんいます。これが生態系ピラミッドの基礎の部分となり、森の多様性を維持していくんです。

昔から炭を焼いている人たちは、意識はせずとも、森の多様性の意地を担っていた部分があるんです。

炭やき職人として働き、炭窯を作ろうとしている僕ですが、何を目指してるんですか?どうして炭やきをしてるんですか?と言われたら、本当はこんな、多様性が維持された森を目指しているんです。

広葉樹を切って炭にして、針葉樹は柱にして…という僕の今の仕事は、多様性のある森を維持するためのものです。そして、この役割を次の世代にも繋いでいきたいです。

炭窯ってどのようなものか、どうやったら炭ができるのかは、正直あまり知られていません。

このクラウドファンディングを通して、炭やき・炭窯という文化がなくならないように継承すること、そして煙をあげて炭を作るという、懐かしい田舎の風景を残し、多様性のある森を維持していきたいです。
▶︎資金の使い道・実施スケジュール

今回のクラウドファンディングでいただいた資金は、

・窯の原材料(60万円:耐火レンガ、耐火セメント、耐火モルタル)
・クラウドファンディングのリターン
・クラウドファンディング手数料

に利用させていただきます。

6月頃から窯づくりをおこない、7月頃に完成します。
▶︎最後に

僕の師匠から教わった、こんな言葉があります。

「いくら浄化に贅を尽くしても
私たちは山が水を生むようには美しい水を生むことはできない
とどのつまり、水を守るには山を守るしかない
そして、その山を守るには、山を守る人を守るしかない」

口に出すのは恥ずかしいですが、この言葉に、僕のやりたいことが詰まっています。

「山を守る人」は、僕だけではありません。次の世代で、炭やきの文化、そして山を守っていく人たちを、このクラウドファンディングを通じて応援してもらえると嬉しいです。
▶︎リターンのご紹介

①木酢液コース 3,500円

炭を焼くときに発生した煙を冷やして液体にした「木酢液」のミニサイズ(500cc)をお届けします。また、お礼メールをお送りします。

②マイ箸ワークショップコース 4,000円

マイ箸作りワークショップにご招待します。日程は、クラウドファンディングの期間終了後に、調整・案内いたします。時間は2時間ほどで、愛知県豊田市旭でおこないます。また、お礼メールをお送りします。

③ひたすら応援!コース 5,000円

窯作り、森づくりを応援したい!という方向けのコースです。お礼メールをお送りします。

④原生林ガイドツアーコース 5,000円

愛知県設楽町の原生林を歩くツアーにご招待します。時間は半日ほどで、日程は、クラウドファンディングの期間終了後に、調整・案内いたします。また、お礼メールをお送りします。

⑤炭コース 7,000円

完成した炭窯で焼いた炭(5キロ)をお届けします。また、お礼メールをお送りします。

⑥もっと木酢液コース 7,000円

炭を