松下洋の -The Art of Ghibli- SAX&PIANOのジブリCD

松下洋の -The Art of Ghibli- SAX&PIANOのジブリCD
サックス奏者の松下洋です。1stアルバムを制作することにしました。テーマはいつまでも家族で聴けるCD、ジブリの名曲をSAX+PIANOにアレンジして収録します。【収録曲】天空の城ラピュタ〜あの夏へ〜となりのトトロ〜海の見える街〜アシタカとサン〜竜の少年〜風の伝説〜星をのんだ少年〜等、全15曲

ないんだと感じていました。

身近な人に何もしてやれずに音楽を続けた先に何があるのかと少し心配な気持ちもあります。大きな名声があるかもしれませんし、歴史的な偉人になれるのかもしれません。そこへ向かうにはまだまだ没頭する時間が足りていないだろうとも思います。

それらは多くの音楽家の夢ですし、沢山の人に音楽を届けることは一生かかってもやりきれないほど素敵な仕事です。でも、すぐそばの人に何も届けられずに…?

ということで、恩返しが叶ううちにせめて家族を幸せにできるようなことがしたいと思ったので、出来ることから始めたいんです。

家族で見れる映画のように、家族で聴けるCDを作れば、自分の家族は皆んなで聴けるな〜と思いました。あんまり難しい曲だと姪っ子が寝ちゃいますからね。それに、小さな頃に『もののけ姫』を観に、家族で映画館に並んだ思い出があります。他にも沢山の親子がいました。

そして金曜ロードショーでもお馴染みのジブリです、家族でジブリを観た人も多いのではないでしょうか。個人的な感情によりアルバムは最も近い人へ、と思いましたが、それが沢山の人に共感できるものになるのであれば、それは音楽の最も素敵なところだなと思いました。広く浅くではなく、深い気持ちの部分を音にして届けてみたいなと思いました。おじいちゃんも孫も知ってる「街の音楽家」久石譲氏の音楽は、日本の文化を代表するといっても過言ではない作品です。

家族の幸せをというきっかけで作りはじめているCDですが、きっと素晴らしいCDになると確信しています。それとこれとは別なのかもしれません、これはもう音楽的にも世界中に発信したい、するべきだ!!そんなCDとなってしまいました。

さすが親不孝ミュージシャンの思考だなと、自分で書いていて恐ろしいです。やっぱりみんなのエンターテイメントでありたい。それが自分の夢ですし、どうせCDを作るなら世界中のみんなに楽しんでもらえるものを作ります。なので、音楽に集中した時間を詰めること。結局の所、それしかできないんです。

でも聴いてくれる人がいる、もしかしたら喜んでくれる人がいるかもしれないと思って一生懸命やります。「うぉぉぉ!素敵だぁぁぁあ!!」なんていう瞬間を身近な人と共有して欲しいです。

自分のきっかけはなんでも良いのかもしれません。それよりも大切なのは聴く人それぞれの人生があるということです。それが少しでも豊かになるように。たとえ1万人の前で吹いても、1人の前で吹いても、自分が届けるべき大切なものは、一人一人にとって全く同じものなのだと思いました。それは自分自身にとってもです。

結局なにを言っても演奏がしたいだけの理由になる、という結末に至っているような気がしますが、まだまだどんな演奏家になりたいのか、なれるのか、どうすれば良いのかは模索中でわかりません。日々考えながら過ごしていますし、いつか答えがでるものかどうかもわかりません。ただ今は、両親が生きているうちに何か親孝行がしたい、家族に誇ってもらえるようなモノを作りたいと思いました。お父さんの出身も久石譲氏と同じ長野県ということも、まだまだ数あるCD制作のきっかけの一つです。

4/30~5/2 レコーディング

5/3~6/30 MIX&マスタリング

7/1 CDジャケット制作開始

7/20頃 アルバム完成

8月下旬 全国発売開始予定

9月〜CD発売ツアー開始(日程決まり次第、追記いたします)

曲目一覧

天空の城ラピュタ,となりのトトロ,海の見える街,星をのんだ少年,時代の風〜人が人でい