げるアーティストの方にとっては、活動を広げるきっかけになってもらいたい、という思いで、会場費は無料、ミュージックチャージはドネーション(投げ銭)という形を取ってきました。この20年近くでロック、レゲエ、クラシック、民族音楽など幅広いジャンルの音楽でたくさんのミュージシャンがAsiaをもりあげてくれました。ミュージシャンがAsiaのあちこちにこっそり残したサインは私たちの大きな宝物です。
それと同時にミュージシャンだけでなく、アート系作家の活動の場としてAsiaビーチギャラリーも毎年開催しています。絵画やインスタレーション、陶芸、映像など、こちらも広いジャンルの作家さんの作品と、多くの人の出会いがあるよう、海でのギャラリーとして無料のスペース提供を行っています。
毎年シーズン最終日、ミュージシャンとアーティストがともに作品を作り上げるライブペインティングは、Asiaの欠かせない夏の終わりの風物詩となっています。
=浜の盆踊り大会=
もうひとつ、2013年からAsia前の浜(ここはあえてビーチではなく浜と呼ばせてください!)で
「浜の盆踊り大会」を開催しています。夏の海は時として都内近郊からくる若者のための場所、ととらえられがちですが、本来は地元の人も家族とともに夏のひと時を過ごす場所でもあります。
お盆休みに家族と過ごして、浜に集まり一緒に櫓を囲んで盆踊りを楽しむ・・・
日本に昔からある夏の行事を浜辺で、という思いで始めた盆踊りですが、多くの人にご賛同をいただきました。宗派を超えた有志の僧侶の皆様による読経と共に先祖の霊にご挨拶をして、提灯の明かりのもと、踊りの輪が広がる風景は、これからも伝えていきたい日本の夏の風景そのものです。
=おかえりなさい!いってらっしゃい=
Asiaでは創業から変わらないスタンスで続けてきたことがあります。
「ノースポンサーであること」というチャレンジです。
日本でも有数の集客を持つ鎌倉の海の家には、多くの企業様やメディアからスポンサーシップのオファーをいただきます。多くのお客様に安全、安心に過ごしていただくためには、企業様の力は大きな一助となります。
それでももし、大きなイベントのある日に訪ねてきてくれた遠くのお客様をお断りすることになったら。
大変悩ましいところですが、毎年この夏の家に日本全国から帰ってきてくれるお客様をお返しするわけにはいかない、という思いでこれまでノースポンサーで運営してきました。
Asiaでのお客様への挨拶は、「いらっしゃいませ」の次は必ず「おかえりなさい」
そして皆様をお送りするときの「いってらっしゃい」
それは、スタート当初に「夏の実家」としての空間を作り始めたころから変わりません。
そこには海の家はみんながまた一つ夏の思い出を作りに帰ってくる場所でありたい、という思いが込められています。今Asiaは大きな正念場を迎えており、今後ノースポンサーでの開催は危ぶまれている状況です。
それでも皆様の夏の家として、「おかえりなさい」の気持ちを大切に運営を続けていきたいと思います。
=リターンのご紹介=
ご支援頂いた全ての方に金額に応じていずれかのAsiaオリジナルグッズを贈呈させていただきます。
※デザインは変更になる可能性がございます
3,000円〜ご支援頂いた方に各種チケットを贈呈させていただきます。
※海の家1日使用券(シャワー・休憩・トイレ使用)となります。
50,000円〜ご支援頂いた方にVIPチケットを贈呈させていただきます。