はじめに・ご挨拶
福岡で活動するブラインドサッカーチーム、ラッキーストライカーズ福岡サポーターの森友 修一郎です。今回は見る事が苦手なラッキーストライカーズ福岡のメンバーの代わりにプロジェクトリーダーを務めさせて頂きます。
今回のプロジェクトは、ラッキーストライカーズ福岡が次の世代(子どもたち)へのブラインドサッカーの伝道、障害者スポーツの普及、発展に貢献し、さらには平等な社会の実現(SDGs10参照)の為に一翼を担うプロジェクトです。
今回のプロジェクトには、福岡出身のサッカー元日本代表の田代 有三さんから応援動画をいただいております。
ブラインドサッカーとは?
アイマスクをつけてボールの音と声のコミュニケーションで行なう5人制サッカーで、パラリンピックの競技種目としても実施されているスポーツです。
ラッキストライカーズ福岡(以下ラッキー)
2004年よりアビスパ福岡が活動を支援している、福岡を拠点とするブラインドサッカーチームです。チームの監督は、アビスパ福岡のスクールコーチでブライインドサッカー女子日本代表ガイドとナショナルトレセンヘッドコーチを務める藤井 潤氏が就いております。
チーム実績
日本選手権 2009年、2011年、2014年準優勝、2013年ベスト4
第3回 ブラインドサッカー フィアットカルチョ 2013 3位
第4回 ブラインドサッカー フィアットカルチョ 2014 3位
KPMGカップ ブラインドサッカークラブチーム選手権2020 5位
西日本リーグ2016 優勝
西日本リーグ2018 2位
西日本リーグ2019 優勝
アクサ×KPMG 2020カップ 1stラウンド 2位
ラッキーはチームの主力選手が30代後半から40代とスポーツ選手としては高齢化しており、チームの若手は高校生が一人だけという現状です。
視覚障害を持った子供達は、全力で走ったりスポーツする機会はなかなかありません。その機会をブラインドサッカーを通じて体験してもらいたい。そして、ボールを蹴る楽しみを知ってもらい、ブラインドサッカーに興味を持ち、ラッキーの一員となってほしい。その中から、サッカーが上達し、全国大会で活躍し、日本代表になってパラリンピックに出場するプレイヤーを輩出する。そんな願いを持ってこのプロジェクトを立ち上げました。
その機会提供の場として、ブラインドサッカー体験会を定期的に開催したいと思います。
この体験会は視覚障害者の方の参加はもちろん、健常者の方の参加、運営サポートのボランティアスタッフ(子供スタッフも含め)の募集も行います。
未来のブラインドサッカー選手の発掘はもちろんですが、体験会にはのもう一つの目的があります。
それは体験会を通じて視覚障害者と健常者がお互いを理解し協力し合うことで、健常者の方には見る事が苦手な方達の世界を知ってもらい、視覚障害者の方にはサポートがあればたくさんの事ができるという可能性を知ってもらう事です。それが視覚障害者の積極的な社会参加につながると信じています。
また、ラッキー唯一の女性プレイヤーで元女子日本代表の福田 史織選手(旧姓橋口)が、このたび結婚、出産を経て(旦那はラッキーのキャプテン)現役復帰、今年11月にある世界選手権での日本代表復帰を目指します。
全盲での初めての出産、育児、そこからの現役復帰はさまざまな困難がありますが本人のやる気を受け取り、今回のクラウドファンディングの資金の一部を、託児や同行援護などの費用に使用させて頂きます。
資金の使い道・実施