自主制作映画『鏡像のイデア』の撮影を再開!

自主制作映画『鏡像のイデア』の撮影を再開!
2020年、コロナの影響により撮影を中断した自主制作映画『鏡像のイデア』の撮影を再開します。山崎賢人主演映画『キングダム』や山田杏奈主演映画『ミスミソウ』の撮影にも参加した小池隆太による、渾身のヒューマンドラマ『鏡像のイデア』のクラウドファンディングの開始です。皆さんの力をお貸しください!

はじめに

「何が何でも映画監督になる!こんな所で負けてたまるか!!!」

5年前、北京のCM制作会社で働いていた私の身体は極度のストレスによる三叉神経痛、頭痛、耳鳴り…身体も精神もボロボロになっていました。寝る間を惜しんで仕事を続ける日々。半年以上休んでいない。一日睡眠時間30分の日もありました。

「なんで今、北京にいるんだ……?」

「どうして今の仕事をしている……?」

自分を見失いそうになり、涙を流し、今にも挫折しそうな状況。
それでも、歯を食いしばり、必死に喰らい付いて、食らい付いて、食らい付いて……!!
例え身体が壊れても、「何が何でも映画監督になる!こんな所で負けてたまるか!!!!」

幼い時、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を初めて見た時、「僕も映画を作りたい」と淡い夢を描きました。それを実現させるため大学に進学し脚本を専攻。傍ら制作部のバイトをして経験を積む日々を過ごしたのです。

時代の流れと唯一無二の監督になるために、中国留学を決意。

北京電影学院芸術学部の研究生となり「芸術」の概念を一から研究。世界最高峰の講義を受け、日本と世界にある大きな差を肌で感じる貴重な時間を過ごしました。

卒業後、知人の紹介で日本系CM制作会社の北京支部に就職。そんな中、ビザの問題等が重なり日本に帰国しました。

それでも、これまでの経験を無駄にしてたまるか!

「全ては映画監督に繋がるための過程」と信じる。だからこそ、まだ映画を撮っていない道の途中で負けてたまるか!情熱の炎は消える事なく、まだ燃え続けている!

帰国後、まず考えたのは、「情熱を持ちながらも機会がない人物は必ずいる」。フリーランスとして仕事をしながら、目ぼしい人物には声を掛け、彼らを仲間として迎え入れました。

同時に、社会人として経験した事、学んだ芸術論を合わせ、『人間の定義』を問いかける脚本を執筆し、準備を着々と進めていました。

そして、2020年2月『鏡像のイデア』の制作を始めました。

しかし、2020年3月中旬、新型コロナウイルスの影響により、ロケ地から急遽撮影NGが出てしまい、やむなく中止せざるを得ませんでした。

現在、撮影は全体の半分。撮り直しをしたいシーンを抜かせば1/3が撮影済み。文化庁などの補助金を申請し、何とか再撮影ができる体制まで持ってこれました。

そして2021年5月、第2回目となる撮影をスタートさせることにしました。

このプロジェクトで実現したいこと

『鏡像のイデア』は、私が映画監督となる第一歩であることであると共に、次の機会に繋がる作品にすることを掲げています。

人は皆、自身の信念の下、技術を磨き、知識を蓄え、人脈を作り、いつか訪れるであろう夢の舞台を信じます。しかし、現実は、仕事上で衝突する不満、不公平、不平等といった障害に阻まれ、少しづつ大切にしていた「想い」を忘れてしまい、道に迷ってしまう人が多くいると思います。

自主制作映画は自由に映画を作ることができます。スタッフ・キャストを含め、映画制作に情熱を持つ一人ひとりが、これまで培ってきた映画制作への「想い」を自由にぶつけてもらいます。

ですが、制約がない反面、予算、信用、公開する出口等の違った難しさもあります。

今回のクラウドファンティングを行う1番の目的は、スタッフへの還元とクオリティ向上です。

機材やロケ地は交渉や相談で金銭的な面を解決することができました。しかし、キャスト・スタッフへの人件費が最低限以下の状態です。

例えば、撮影部が今回使用する「ALEXA m