コロナに負けず「バイスル」の営業再開したい !!

コロナに負けず「バイスル」の営業再開したい !!
「バイスル」はオーストリア、チェコ、ハンガリー、クロアチアなどの中欧諸国の料理、飲み物、音楽を楽しんでいただくレストランです。コロナで一時閉店中ですが新店舗で営業を再開します。

スルのオープンにいただいたお花です

バイスルマスターはランチタイムやディナータイムの前になるとお店の前でチェコのドボルザークやウィーンのクライスラーの曲をフルートで演奏することがあります。ある日それを見たオペラ歌手の方がご来店くださいました。 バイスル はクラシック愛好家や楽器の演奏家、歌手の方、そして中欧や東欧に仕事や学問の関係で縁のあるお客様が多くいらっしぃました。このようなレストランはきっと珍しいと思います。

バイスル はオーストリア、チェコ、ハンガリーなどの伝統料理や家庭料理をモダンなテイストで楽しんでいただくお店です。
こじんまりとしたアットホームな空気が漂う中でハイドンやモーツァルトの音楽に包まれながらリラックスができる、そして楽しい時間を過ごしていただけることを一番大切に思っています。

店舗は10坪でカウンターに10名が座っていただけました。テーブル席はありません。
中欧で買い求めた小物や装飾品を飾って他所では味わえない特別の空間を演出しました。
お客様には非日常感が味わえるお店と大変喜んでいただき装飾品一つ一つを巡ってもお話しが弾みます。

「バイスル」がオープンした2019年から2020年にかけては日本がオーストリア、チェコ、ハンガリーと友好関係を結んだ周年に当たっていました。私たちは記念の楯を作って周年を祝いました。

そして「バイスル」のエントランスには3種類の大きなフラグが毎日はためいています。フラグはお客様にとり分かりやすい目印であり、日が経つにつれ地域のランドマークとして定着していきました。

この旗はどこの国旗ですか? と聞かれますが、これらは国旗ではなくオーストリアのハプスブルク・ロートリンゲン家の紋章とチェコとハンガリーの国章です。

ハプスブルク・ロートリンゲン家紋章とハンガリーとチェコの国章

【 バイスルの特徴 】

・ バイスル の最大の特徴は珍しい 中欧の家庭料理 が味わえることです。

最初の写真はハンガリーの伝統的な煮込み料理の グヤーシュ です。グラーシュなどと地域でいくつかの呼び名がありますが、牛肉、パプリカ、玉ねぎ、じゃがいもなどを使った バイスル の看板メニューです。

オーストリアの ウィナーシュニッツェル も大変人気がある バイスル の代表的な料理です。

バイスル の料理はすべて バイスルママのROMY が腕によりをかけて心を込めて調理しています。

・ バイスル の装飾は中欧の現地で求めたものばかりで独特の雰囲気があります。

・店内の音楽はバイスルマスターが厳選した クラシックの室内楽 を中心に流れています。

もうこれだけでお客様には 中欧の魅力 を十分に感じていただけると思います。

バイスル は一般には聞きなれない言葉ですが、「beisl」(バイスル)で画像検索するとオーストリアの素敵なバイスルの写真がたくさん出てきます。

バイスル(beisl)というのは伝統料理や家庭料理をワインやビールとともに気軽に味わえるウィーンによくある大衆的なレストランのことです。つまりオーストリアの外食文化の代名詞です。

Griechenbeisl ( グリーヒェンバイスル ) はウィーンの最古のバイスル(オーストリア料理店)です。

550年の歴史がありモーツァルトやベートーベンも常連で壁にサインが残されています。

お店では ウィーナーシュニッツェル や ローストブラーテン などのウィーンの伝統料理が提供され、民族楽器のツィターの生演奏を聴きながら食事と飲み