のクラウドファンディングはその合成音声の「読み上げソフト化」の計画になります。
現在、日本大学理工学研究科精密機械工学専攻博士後期課程2年次に所属し、等身大2足歩行ロボットの研究や合成音声の研究をしています。
本クラウドファンディングに関連した研究としては以下のような論文も書いております。
Q&A
・最低目標金額が低くないか
これはいくつかの要因がありますが、一つは人工の音声であるため収録費用等が掛からない事、また、元々ピッチの安定した合成音声データであるため技術的に収録データが少なくて済む事、イラストや3Dモデルも自ら制作している事、等があります。
感情機能についてはAITalk5の新機能により追加され、新たにライブラリを増やす必要はないため、比較的低コストでの追加が可能となっています。
・UTAU音源からの声質の変化
ほとんど無いと考えられます。試作として50文章から作成したライブラリでの音声を聞いてみたところ、製作者自身でもほぼ同じだと感じられる程に同じ声質でした。これは元々合成音声である事と、合成音(UTAU単独音、一対の音素のピッチ変化)であるために辞書化するためのデータとしてもかなり均質なデータになるためだと考えています。
・どのように販売されるのか
クラウドファンディングが成功した場合、販売の為に法人を設立する予定です。また、今のところ通信販売のみを考えています。
理由としてはまず、エーアイ様とのライセンス契約の為に法人格が必要なためです。また、大規模な販売網なども持っておらず、当面はできるだけコンパクトに手の届く範囲で展開したいと考えています。
・A.I.VOICEとの関連性
【レプリボイス「足立レイ」powered by A.I.VOICE 】の様な形の表記になる予定です。
元音声の人工的な合成以降の部分は同じものを用いているのですが、根本の合成技術やコンセプトが全く異なり、つまるところ最新のエーアイ様の合成エンジンを使いながらも、性質上、生声らしさとは逆の方向を目指した声であるため、A.I.VOICEの合成音イメージに影響を与える事を避けたいという面もあり、明確に判別可能な別ブランド名にしようと考えています。