【代表からの挨拶・チーム立ち上げまでの経緯】
皆さま初めまして。
琉球ガーディアンライオンズの代表をさせていただいております
新城 利一郎(りいちろう) と申します。
沖縄でのアメリカンフットボール(以下アメフト)普及を目指し
2020年6月にチームを発足いたしました。
チーム立ち上げまでの経緯
私自身、大学からアメフトを始め
卒業後は社会人トップリーグ「Xリーグ」でプレーした後に
仕事の都合で生まれ故郷である沖縄に帰ってきました。
選手としてプレーできる社会人アメフトチームはなく、
県内で唯一アメフト部がある琉球大学で6年間コーチをしました。
大学でコーチをする中で選手たちが直面する悲しい現状を目の当たりにしました。
それは琉球大学アメフト部の卒業生が 県内就職をする=アメフト引退 という導線しかなかったことです。
他県から転勤で沖縄にきた選手も同じくアメフトを続ける場所がありませんでした。
自分自身、アメフトを通じて人間的に成長できました。
それだけでなく、競技を通して国籍・人種を問わず様々な人たちと出会えたことは
素晴らしい経験でした。
沖縄の子どもたちにも
アメフトの試合を生で観てもらい、競技の選択肢の幅を増やしてあげたい
大学のアメフト部の卒業生や社会人に、アメフトを続ける、始める機会を作りたいと思ったのが
チーム立ち上げの理由です。
【琉球ガーディアンライオンズ】
琉球ガーディアンライオンズは昨年誕生した
沖縄県内唯一の社会人アメリカンフットボールチームです。
観光地「アメリカンビレッジ」があることで有名な北谷町で練習をしています。
守備の要 ラインバッカーのメンバー
練習以外では子どもたちを対象に、
タックルなしで安全にアメフトの要素を楽しめるフラッグフットボールの指導や
イベントのお手伝い、ビーチクリーンなどを行い
県民にアメフトの楽しさとプレーする機会を提供しながら地域貢献活動を継続的に行なっております。
フラッグフットボールの様子
北谷町北前公民館
ビーチクリーンの様子
アラハビーチ
現在所属する選手は約30人
国内アメフトのトップリーグ「Xリーグ」経験者から全くの初心者まで年齢や出身地、職業など何もかもバラバラですが
“アメフトが好き” という共通点で発足から1年足らずで多くのメンバーが集まりました。
【このプロジェクトに至った経緯】
沖縄でアメフトは超マイナースポーツ
アメリカで、アメフトは数あるスポーツの中でもダントツの人気を誇り
プロリーグ「NFL」の優勝決定戦であるスーパーボウルは視聴率が50%を超えるほどの人気。
アメリカ人にとってアメフトは
日本人の感覚で例えるとサッカーや野球くらい身近なスポーツです。
沖縄にはアメリカ軍基地があり、
身近なスポーツ故に、基地ごとにアメフトチームがあります。
毎年春には基地内でリーグ戦も行われています。
しかし
米軍基地のルールで、米軍の選手は基地の外で試合はできません。
基地の外には設備もなく、私たちの他にチームはなく対戦相手もいません。
私たち琉球ガーディアンライオンズはチームとしての活動はしているものの
これでは沖縄県民の方々に、生のアメフトの試合をお見せすることができません。
首里城ボウル
沖縄に住む多くの人たちがアメフトというスポーツに触れられ
魅力を感じてもらうにはどうしたらいいか考えた時
“みんなが観れる環境で試合をする”
これしかないと思いました。
テレビでは決して体感できない生のアメフトを体感してもらおう。
アメフト面白い! かっこいい!
やってみたい! また観戦したい! と思えるような試合をしよう。
そう想うようになり
県外からチームを招待し沖縄で試合を開催するホームゲームプロジェクト
首里城ボウルを企画いたしました。(7月開催予定)
しかし、このボウルゲームを実行するには多くの課題があります。
・県外からチームを招待するための費用
・試合に必要な備品代
・審判等へ支払う人件費
これらは一体どうするのか。
企業チームでもスポンサーがいるわけでもないチームが個人で資金を出し合ってなんとかできる額でありません。
どうすることもできなく悩んでいる時にクラウドファンディングという形で
みなさまに沖縄のアメフト事情と琉球ガーディアンライオンズの今後の展望を知っていただこう。
そしてもしこのプロジェクトに賛同していただけた方には力を貸していただきたいと思い
誠に恐縮ながら今回、このような形でみなさまにご支援いただく運びとなりました。
※首里城ボウルは首里城復興のためのチャリティ試合とし
当日は募金箱を設置し、試合前後に選手が会場を周り
募金を募ります。
こちらでいただい