【和紙のふるさと埼玉県小川町】生産不足の手漉き和紙原料ねりを家庭で育て、世界へ!

んだり、紙漉き職人を目指す研修生が学んでいます。

しかし、建物の老朽化により、毎年修繕を繰り返している状況です。

私たちは、このセンターで紙漉き職人さんと商品を開発及び制作することで、使用料がセンターに支払われ、修繕費・維持管理費あてられればと考えています。

水上製本所 水上さん(左)、紙漉き職人 内村さん(中央)、企画屋かざあな 川口(左)
※3月21日(日)10時から、小川町和紙体験学習センターよりライブ配信いたします。

和紙は、薄く丈夫で軽く保存性が高い紙として世界的にも評価を得ており、知名度もあります。

とくに薄くて丈夫かつ柔軟で保存性の高いという特性を活かし、絵画をはじめとする文化財の修復にも使われています。

和紙の手触りは、現代一般的になっている洋紙とは異なり、温かみがありふわっとした質感をもっています。

わたしは企画を考える際に、和紙にガリガリ書くことで感性が刺激され企画が膨らみます。

日記を書く際も記憶に刺激を与えてくれるのではないでしょうか。

手紙を和紙に書くと自身の気持ちも、相手への伝わり方も変わってきます。

自然の恵みから職人さんの技と感性で極められて作られた道具を使うことで感性が磨かれます。

これは日本人ならではの自然をとりこむ同化感覚から育まれる「道」や「和」「間」に通じるものです。

これからの予測不能の不確実な時代に、柔軟に生きていくには、感性を磨くことが必要になってくるのではないかと思います。

今回このプロジェクトで、トロロアオイの種から育てていただける方を募集します。
リターンとして「ねり(トロロアオイ)の種」と育て方マニュアルの他に、和紙にふれていただいたり、農家さんや紙漉き職人さんとのコミュニティを築けるものをご用意させていただきました。

企画屋かざあなでは、小川町で天日干しを行った畳紙を表紙に使用した市松罫の和紙ノートを、2019年よりフランスで販売しています。

市松柄はヨーロッパではチェック柄として親しまれ、モノを明確にチェックするためにモノの下に置くチェッカーボードとしても使われています。また、デザインソフト「Adobe Photoshop」でも描いたものの下地にし、透明を表すために市松模様が採用されています。

本商品は、今までになかった目に優しい透け感のある市松罫で、書いたものが目に飛び込んでくる見やすさを実現しており、平らに開くため見開きで書きやすくなっています。

購入者から日本文化におけるナチュラル感や万年筆で書いた際の書き心地や見やすさに高い評価をいただいています。

畳紙をつくっている工房において天日干しは、今では本商品を作るときだけ行われており、この商品をきっかけに天日干しが続くことを願っています。

※商品はこれから紙漉き職人さん、製本所さん、企画屋かざあな日仏メンバーと開発するため、イメージや仕様が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

・市松罫の封筒・便箋セット
・市松罫の薄型和紙ノート
・季節をスケッチする「四季帖」
・トラベルノート「万覚帖(よろずおぼえちょう)」
・農家さんとつながる小川町季節の野菜セット、無農薬ワイン 等

※制作イメージです。

制作イメージです。

感性を豊かにする新商品を、紙漉き職人さんとこの和紙体験学習センターにて制作し、返礼品の一つとします。

目標金額:840,000円

・「わしのねり」プロジェクト運営費 436,000円
※家庭菜園用トロロアオイの育て方マニュアル作成・印刷・配布作業
※トロロアオイ成長定点撮影記録
※収穫体験・情報交流会・品評会開催、SNS管理
※新商品開発費・和紙体験学習センター使用料
・CAMPFIREへの手数料 84,000円
・支援者様へのリターン費 320,000円
※トロロアオイの種・育て方マニュアル以外にかかる費用

2021年3月 トロロアオイの育て方を農家さんに取材

2021年4月 トロロアオイの育て方映像配信
トロロアオイ生産組合説明会参加

2021年5月 トロロアオイの種、マニュアル配布

〜     インスタグラム、ZOOMにて育てている方で情報共有

2021年夏  希望者でトロロアオイ畑お手伝い会

2021年秋  収穫体験イベント開催
トロロアオイの品評会

2021年冬  紙漉き和紙職人さんにお渡し

トロロアオイの育て方マニュアル更新

紙漉き職人さんが制作した和紙、開発商品等をリターンとして送付

※上記は現在予定している内容です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

本プロジェクトは、企画屋かざあなにとって大きな挑戦となりますが、