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【新型コロナに負けず、地域の麦食文化の発展を】 100年の歴史を持つ群馬県館林市 発祥! 「百年小麦」を使った「百年饂飩(うどん)」応援プロジェクト
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皆さんこんにちは!
群馬県館林市の「麺のまち『うどんの里館林』振興会」会長の松本大祐と申します。
(振興会フェイスブック:https://m.facebook.com/udon.tatebayashi/)
(振興会インスタグラム:https://www.instagram.com/udon.tatebayashi/)
地域の子どもたちに、古くから麦の生産が盛んな邑楽館林地域の小麦粉「百年小麦」で作ったうどん「百年饂飩」(ひゃくねんうどん)を味わってもらうためのプロジェクトをスタートさせました。
地元の保育園を訪問し、作り立てのうどんを振る舞います。目標金額は50万円!
多くのご支援、ご協力よろしくお願いいたします。
▲黄金色になった麦畑の前で、「百年小麦」「百年饂飩」のPRに意気込む「麺のまち『うどんの里館林』振興会」のメンバー
■育まれた麦食文化
100年以上前から麦の生産が盛んに行われてきた群馬県。
その中でも邑楽館林地域は県内屈指の産地として有名で、これまで正田醤油㈱や日清製粉㈱、㈱花山うどんといった100年以上の歴史を持つ関連企業を数多く育んできました。
かつては地元で収穫された小麦は地元で消費する「地産地消」が当たり前で、麦食文化が地域に根付いていきました。
しかし近年は、外国産小麦が主力に。
うどん作りの原料としても、それは決して例外ではありません。
国産の小麦は希少となり、存在感が薄れてしまっているのが現状なのです。
▲▼明治30年頃に撮影された花山うどんの店舗写真
もう一度、地元の小麦で打ったうどんを食べてもらいたい━。
そう考えた私たち振興会は、邑楽館林産100%の小麦「つるぴかり」を日清製粉㈱の協力で製粉して2017年に「百年小麦」として商品化しました。
この地で100年以上続いてきた麦の歴史と文化に敬意を表すとともに、後世に継承していく意志を込めて命名したものです。
▲「百年小麦」「百年饂飩」の完成発表会の様子(2017年)。右が振興会の松本会長
「百年小麦」による地域食文化のブランド化は、さらに広がりをみせています。
同じく小麦を使う業種である「館林菓子工業組合」(菓子部会)や「たてラ倶楽部」(ラーメン部会)などと連携して、2019年に「『百年小麦』ブランド化委員会」を発足。地元の商業団体や教育機関などと連携して商品開発、普及啓発、販路開拓に取り組んでいるところです。同年に「百年小麦」を使用した新商品を早速披露し、多くのメディアに取り上げられ注目を集めました。
さらに昨年12月には今年収穫予定の「百年小麦」の種をまくなど活動の幅を広げています。
▲「百年小麦」お披露目会の様子は上毛新聞でも取り上げられた(2019年12月)
▲「百年小麦」の種まきの様子を伝える上毛新聞(2020年12月)
■笑顔になるうどん
振興会は「百年小麦」を30%以上使ったうどんを「百年饂飩」と名付け、PRに力を入れています。
特に私たちが大切にしている活動の一つが、地元の子どもたちを対象にした食育事業。
各メンバーが地元の保育園を訪問して調理し、出来立てのうどんを振る舞っています。
この活動は2012年度から始まり、これまで計13カ所約1600人に提供してきました。
うどんを美味しそうに頬張る子ども