には驚きの連続です。
『韮崎ワイン』の歴史や特徴について
日本ワインの歴史の中でも、韮崎ワインは明治45年頃から穴山村(現・穴山町)で、食用と共に葡萄酒醸造用も造られていました。(「穴山村史」より)その後、韮崎でワイン用ブドウ栽培が盛んになるのは、戦後になってからで、それまで栄えた養蚕業が低迷していく中で、穂坂地域をはじめ他地域でもブドウ栽培へと転用していきました。
『韮崎ワイン』の特徴としては、ワイン用ブドウの栽培地の多くが塩川・釜無川の下流、富士川に合流する周辺に点在しています。この地域は甲府盆地に比べて、標高が上がるにつれて、降水量が少なく、日照時間が長い上に、一日の気温の日較差は平均10℃もあります。 品種では、赤はマスカット・ベーリーAやカベルネ・ソーヴィニヨン、白では甲州の栽培が盛んな地域です。
また、茅ヶ岳山麓のなだらかな丘陵地帯に広がる穂坂町と上ノ山地区は、水はけが良くミネラル分が豊富な土壌で、糖度の高い果実が育つため、高品質な醸造用ブドウの産地としても有数な場所です。
富士山、八ヶ岳、茅ヶ岳、南アルプスなどが眺望できる素晴らしいロケーションで育まれた『韮崎ワイン』、 この機会にぜひご賞味ください!
魅力あふれる韮崎市内の4つのワイナリー&ワインのご紹介!
「能見園河西ワイナリー」
1918年(大正7年)創業以来の昔ながらの製法で、芳醇な味と香りを醸し出しています。
ワイン「Mont.8」(赤2種、白2種)は、八ヶ岳から名前をとり、八ヶ岳の麓に広がる甲州武田の里、峽北の地で収穫される、良質の葡萄を原料にしています。
Mont.8(モントエイト)ベリーA・メルロー 辛口
マスカットベーリーAのワインより香りがやや弱目ですが、マスカットベーリーAが軽さにメルローで重さを加えるのではなく、メルローにマスカットベーリーAの軽さを加えているような感じが良いワインです。
容量 720ml アルコール度数 13%
味わい タイプ 辛口
Mont.8(モントエイト)甲州 辛口
シュール・リー感をしっかりと感じる、酸味が強く、飲みごたえあるワイン。
シュール・リー製法は、白ワイン特有の熟成法の1つで、澱(おり)引きをせず、そのまま春までおいておくという醸造方法です。
旨味を閉じ込めた澱とともに寝かせられるため、白ワインに旨味が溶け出し、軽快な辛口の白ワインではなく爽やかながらもクリーミーでリッチ、また深みがあり、複雑でほんのり旨味を感じる味わいになります。
容量 720ml アルコール度数 13%
味わい タイプ 辛口
「サン.フーズ」
山梨県で飲む酒、食べる酒を製造し、家庭用から業務・加工用まで販売しています。
韮崎市で栽培されたブドウから作られた樽熟にらさき赤、樽熟にらさき白はさくらアワード2019を受賞しました。
樽熟にらさき 熟成 韮崎ワイン 赤
さくらアワード GOLD受賞。700本限定製造の赤ワインです。
韮崎市穂坂地区で栽培されたベーリーAから作られたワインを樽で熟成しました。
ベーリーA由来のイチゴのような甘い香りと木樽熟成により生まれたバニラの心地よい香りをお楽しみください。
容量 750m アルコール度数 12%
味わい タイプ ミディアムボディ
韮崎(にらさき)甲州シュールリー
日本ワインコンクール2019「甲州」部門 銅賞受賞。
韮崎市穂坂地区で収穫された甲州種を100%使用し、発酵後にワインの澱を取り除かずそのまま発酵タンク内で6ヶ月ほど静置させました。
甲州種ワインのフレッシ