アード音楽大学卒業。桜美林大学非常勤講師。名古屋フィルハーモニー交響楽団元首席クラリネット奏者。
山内優仁(Eugene Yamauchi)
オックスフォード大学卒業。東京大学教養学部・学術支援専門員(英訳)。
川崎 裕(Yu Kawasaki)
京都大学経済学部卒業。英国サセックス大学院フィルム学科卒業。吉本ホールディングス所属
英語の校歌を歌うことで幼稚園児や低学年、英語が初心の子どもたちに英語という
「ことばの体感」をしてほしいのです。
日本語の習得と同じです。ただひたすら聞く、何回も聞く、「ことばの体感」です。
日本では英語のスタート時期が遅く「ことばの体感」がないままいきなり「話させる」ことに向かうので、学校で習うだけではなかなか上手になりません。
その後にくる大事なことが「動機付け」です。なぜこれを学習しなければいけないか?どうして続けて学習した方がいいのか?をこども自身に理解させることです。
これは教える側にとっても一番難しいことで、ましてや生活の中で必要のない英語を動機付けして、続けさせることは大変なことです。おとなと違い子ども達はそんなことは意識もしないのでおとなが導くことが必要です。
低学年生は歌を通して、高学年生は作詞という「英語で考える、英語で何かをする」ことで「動機付け」になると思います。石巻小学校を成功させ、次は皆様の学校の英語の校歌を作らせてください。
そして「英語で校歌」をきっかけに次のステップ、英語で何かをする・考える(理科実験や算数、図工のプロジェクト)を提案させてください。
日本全国津々浦々、「英語の校歌」プロジェクトで英語格差が少しでもなくなるように、応援をよろしくお願いします。
自分で塾を立ち上げた10年前はインターナショナルスクールやプリスクールが話題をよび、林立し始めていました。公立学校だけで教育を受けた自分のことや、故郷の子ども達の英語環境を鑑みたとき、環境からくる英語の格差が将来できると思いました。
将来
もし、外国へ行く必要ができた時、どこから始めますか? 文法、単語、発音、まずは聞き取れる耳です。
もし、外国人があなたのお子さんの上司だったら?部下だったら?少子化の日本では可能性が大です
10年たった今、その頃とは比較にならないほど保護者の意識はたかまってきましたが、日本全体で見たとき一部の地域や学校を除き学校の体制がそれほど変わったとは思えません。ですからこのキャンプファイヤーで直接保護者様に訴えようと決意した次第です。
どんないい考えも実践できなければ絵に描いた餅にすぎません。今回はこのプロジェクトは忙しい現場の先生方のサポートにも配慮しました。校歌を作る費用もかからないですむようにと考えました。それなら多くの学校からお声がかかるだろうと思われるかもしれませんが、そうはいかないのが今の現実です。
「英語で校歌」プロジェクトで英語教育に一石を投じさせて下さい。
英語教育の環境がそれほど整っていない地域やALT (Assistant Language Teacher)の先生が月に1度しか来られない地域だとしても、「英語で校歌」プロジェクトをかわきりに英語が子供たちにとって身近になることを願います。「英語で校歌」が実現したら、子ども達が興味を持つ理科実験、体育、算数などのプロジェクトも提案させていただきます。
ますます大きくなる、環境の違いによる英語教育の格差
私の塾の周りでは英語塾も多種多様な目的で開かれていて、生徒さん達の何人もがいくつもの英語塾をかけ持ちし