カンボジアで最高品質のカシューナッツをつくりたい!

カンボジアで最高品質のカシューナッツをつくりたい!
カンボジアはカシューナッツの一大産地。そこに日本式農法とオーガニック農法を導入して、最高品質のカシューナッツ栽培に挑戦するプロジェクトです!


はじめに・ご挨拶

はじめまして!CJ ANGKOR NUTSのプロジェクト責任者、藤井辰雄と申します。

こちらのページをご覧いただき誠にありがとうございます。

私たちCJ ANGKOR NUTSは、2019年11月に走り出したばかりの日系カンボジア企業です。

日本の農業モデルとカンボジア農業モデルの融合をはかり、

現地の方々と共にブランディング農業を行い、

カンボジアの農産物や加工品の開発と販売を目的として設立いたしました。

このたび、私たちはカンボジアでオーガニック農法と日本の農法を駆使して、

最高品質のカシューナッツをつくるプロジェクトを立ち上げる事にいたしました。

皆様には、このプロジェクトを知っていただき、ぜひ応援していただきたく、

クラウドファンディングに挑戦しますので、プロジェクト内容をご覧いただけたら幸甚です。

こちらがカシューナッツの木です。植樹後3年~4年で実り始めます。

カシューナッツの木に実るカシューアップルです。カシューナッツはカシューアップルの下の部分にできます。
カンボジアのカシューナッツ事情と今後

カンボジアのコンポントム州、プレアビフィア州では、

カシューナッツの栽培に適した土地が広がっており、

以前からカシューナッツの栽培がおこなわれてきました。

美味しいカシューナッツが収穫できます。

しかし、収穫量を増やすための植え付けや収穫の技術に関して、

多くの農家はあまり情報をもっていません。

また、カンボジアでは加工技術も発展していないために、

収穫された殻付きカシューナッツの多くは安くベトナムに輸出されてきました。

カンボジアの農林水産省は2019年、カシューナッツの生産に関する研究を担当する

ワーキンググループを設立し、今後生産を10倍に増やすという目標を掲ています。

また、加工品の開発が農家の収益向上のカギとなってくることは間違いありません。

私たちは、カシューナッツの加工品の開発と販売を大きな目標としています。

よりおいしい製品をつくるためには、原料の品質も非常に重要になってきます。

原料もある程度自社生産していくのがベストと考えました。

また、近隣のカシューナッツ農家とも連携し、必要な技術の提供などの支援を行って、

カシューナッツの品質向上をはじめ、経済的に苦しい農家の自立支援などを行っていきます。
私たち、カシューナッツ栽培をはじめます!

やはりカシューナッツをつくるならオーガニックがいいでしょ。

ということで、いろいろと現地のスタッフと検討しました。

プレアヴィヒア農場責任者 チャム

プロジェクト責任者 藤井

オーガニックだといろいろ大変じゃない?とか、

カンボジアのスタッフにオーガニック栽培が果たしてできるのだろうか?

いろいろな意見が出ましたが、出た結論は。。。ほったらかし栽培!

少し雑な名称ではありますが、やることは草取りと剪定がメインで、

余計なことはしないという、とてもシンプルな栽培方法です。

施肥(肥料を与えること)はしますが、こちらは日本が誇るボカシ肥料を使っていきます。
ボカシ肥料とは

ボカシ肥料とは、土の微生物そのものを活性化させてバランス良い生育を促す有機肥料で、

米ぬかなどの有機肥料に土やもみ殻などを混ぜて発酵させてつくります。

生の有機肥料は、発酵分解されるまで時間がかかり肥料として効いてくるのが遅いのですが、

ボカシ肥料は発酵済みなので即効性があります。非常に使いやすい有機肥料です。