捨てられてしまう嶺北ヒノキをビジネスに

捨てられてしまう嶺北ヒノキをビジネスに
ある時、嶺北の地に地域外からやってきた、東京都と高知県出身の二人。捨てられてしまう嶺北ヒノキの香りの虜になり、加工した精油を是非皆さんにも手にとって欲しい、と思いました。その思いで今回会社の設立を計画しています。是非興味を持っていただき、ご支援くださると嬉しいです!

捨てられてしまう嶺北ヒノキをビジネスに

#はじめに

皆さん、こんにちは!

高戸唯

東京都葛飾区出身

高校2年生

帰宅部キャプテン

僕が嶺北を知ったきっかけは、一枚のパンフレットでした。昔から自然が好きだった僕は写真をみただけですぐに惹かれ、中三の夏休みに早速嶺北を見に行きました。嶺北は山も川もあり、自然が好きな僕には理想的な場所でした。入学した後も、嶺北の良さを味わい続ける生活でした。しかし、嶺北にも問題はありました。その一つに無駄になってしまうヒノキの間伐材があります。その問題をなんとかすべく、今回のプロジェクトを立ち上げました。

田部祥一朗

高知県高知市出身

高校2年生

カヌー部キャプテン

嶺北は小さい頃から遊びに来ていて、山もあり、川もありで、とてもいい所だと思っているところに、嶺北高校を進学先にしないかという誘いがあり、ここにしようと決めました。嶺北高校は、生徒数が少ないため、先生と生徒が密に関わることが出来るいい学校だと思うので、進学して良かったです。

今回プロジェクトメンバーは、田部 祥一朗(たべ しょういちろう)と、高戸唯(たかどゆい)です。

嶺北はとても自然豊かで、県内出身の自分は小さい頃によく行っていた場所です。また、この地域は、お年寄りの方から小さい子供までがとても活発で道行く人と仲良くなれる、そんな町です。

#このプロジェクトについて

高知県高知市、東京都#から高知県土佐町に地域未来留学(全国から県外の高校に行きたいという人を受け入れる制度)を使って嶺北高等学校に進学した私たちは、3年間特になにもせず平穏な生活をおくるという選択肢もありました。しかし、私たちは、嶺北高校としては、初めての寮生であり、寮一期生としてこの地に来たわけですから、なにか爪痕を残したい、人口が減少傾向にあるこの町に何かもたらせたらいいなという思いが頭の片隅にありました。これがプロジェクト発足への考えです。

そこで、第一歩として、ある方にお話を伺いました。その際、その方は「ヒノキの間伐材は使い道がないから捨てられる。しかも、木の根っことか幹とか枝とかも捨てられる。」とおっしゃってました。その話を聞いたとき、私たちは、せっかく森林資源が豊富なのに勿体ない!活用できないかな?と考えました。そこで、大人の方に相談すると、「その枝などからは、精油が取れるよ」とアドバイスを頂きました。自分たちでもできるということもお聞きしたので、二人で、「よし、これをやろう。」と決めて、このプロジェクトを開始しました。

#なぜこの2人が組むことになったのか

2人で起業をすることになったきっかけは、高戸からの一言でした。

ある日僕らは、なんとなく将来の話をしながら、庭でサッカーをしていました。

すると元々起業に興味があった高戸が「会社立てようぜ」と田部を誘います。

進路のことで悩んでいた田部は心の底から「面白そう、やりたい」と感じました。

こうして僕らのプロジェクトは始まりました。

そんな2人ですが、性格は正反対です。例えば、高戸は物事がキッパリと言え積極的な性格、田部は優柔不断だけど温厚で優しい性格。

それではなぜこの2人が組むことになったのか。

考えてみたところ、僕たちは、お互いに無いものを求めて、日々褒め合って生活をしています。なので、かえってこの2人の方がコンビを組むなら足りないところを補っていけるのではないかと考えました。お互いの意見を尊重し合い、日々精進していこうと決断しました。

#このプロジェクト