神秘の湖【摩周湖】を守り、水質調査を続けたい! ~摩周湖から地球環境の保全へ~

調査結果は、GEMS/Waterナショナルセンターへ提出した後、ドイツ本部へ送られ、後にデータベース化されます。これらのデータは、国連機関はもとより各国の研究機関へ無償で提供され、学術研究などに幅広く利用されています。

このデータベースを今後も生きたデータとして活用していくことは、地球環境の変動を知るためのきっかけにも繋がります。摩周湖には、流入河川がないため、水質が短期間に大きく変動する要因がほとんどなく、大気を通じて汚染物質が混入した場合、すぐにその変化を見つけることができる「地球環境の異変を監視する高感度センサー」として、非常に重要な役割を果たしているのです。しかし、その調査の継続ができるかどうか・・・・極めて難しい問題に直面しています。

今まで行われてきた調査は、調査項目も非常に多く、人手や資金も多く必要でしたが、現在は各5町から募った限られた予算の中で、規模を縮小し調査を継続しています。今後資金不足に陥ってしまった場合、調査の継続が困難となってしまいます。そうなると、国際的な観測地点としての機能や、蓄積されたデータが失われるだけでなく、万が一摩周湖の水質に異常が生じた場合、将来的に美しい摩周ブルーが失われ、摩周湖を水源とする周辺地域への生活にも影響が出ることが危惧されることから、調査を断念することは絶対に避けなければなりません。

そのような事態を回避するためにも、国際的な観測地点として摩周湖の水質や透明度に関する調査を続け、今後も環境保全と神秘性を保持しながら、この貴重な自然資源である摩周湖の魅力を広く認知・理解して頂き、摩周湖周辺地域の発展に繋げ、さらには摩周湖を後世に引き継いでいくため、本プロジェクトを立ち上げました。
お金の使い道

・水質調査費用 130万円(摩周湖の水質分析費用、調査船のメンテナンス費用、その他調査備品購入費)
・普及啓発活動 70万円(摩周湖周辺の環境保全に対する意識醸成のための啓発グッズの制作など)
・手数料 60万円(決裁手数料+リターン準備費用)
実施スケジュール

<2020年度>
・1月~3月 資金調達(予定)
・1月    GEMS/Waterへ調査結果(令和元年度分)を報告
<2021年度>
・4月~5月 リターン品発送準備
・5月下旬頃 摩周湖透明度測定(予定)
・6月    リターン発送(予定)
・6月~8月 環境啓発グッズ、制作開始!
(この時期から、令和3年度調査のための関係機関との調整や調査準備が始まります!)
・8月    令和3年度 摩周湖モニタリング調査(予定)
・10月頃   令和3年度 摩周湖モニタリング調査 水質分析終了
・翌年1月  GEMS/Waterへ調査結果(令和2年度分)を報告

南国の海を連想させる、美しい水面
リターン品について

各リターン品については、下記をご覧ください。
なお、今回ご支援をいただいた方のお名前(ハンドルネーム可)を、摩周湖第一展望台にある摩周湖レストハウス内にて掲示したいと考えています。掲載の可否について、必ず備考欄にご記入ください。お手数をおかけいたしますが、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

★活動報告レポート・・・プロジェクト終了後、リターン品の準備から摩周湖のモニタリング調査準備(もちろん、調査風景も!)、その他皆様からいただいた支援金で実施を予定している活動について、お知らせします!(※なお、調査を8月上旬頃に行う予定としておりますので、報告レポートのみ発送時期が秋頃となってしまいます・・・・どうかご了