ファンになってもらうには知ってもらうことが一番だ!と考える為、まずは離れている方にも自分達で納得出来る『伊江島の食材』をお届け出来る環境を作り、応援してくれる【皆様】、作物や牛を育てる【農家の方々】、それを調理、加工、販売に繋げる【私達】すべての方が【笑顔】になれるよう日々励みます。
それが出来た時に初めて、このプロジェクトが【1歩】前進した証になると考え、それを積み重ね、『伊江島のファン』を増やしていけたらと考えます。
『伊江島』のご紹介伊江島のシンボル『城山』
沖縄本島北部にある美ら海水族館から見える島が、私たちが住んでいる『伊江島』です。島まではフェリーで30分、人口が約4500人、牛は5000頭以上います。
島に高校が無いことから中学を卒業後には親元を離れ、沖縄本島やその他の地域で一人暮らしをするのが必須な為、島の子は高校に行っても困らないよう、小さい時から家の手伝いをし高校生活に備えるのが昔からの習わしです。(15の旅立ち)
また、産業は農業、漁業、畜産、観光が盛んな島です。農業では、電照菊や葉タバコの栽培を始め、島らっきょうやサトウキビ等の特産品にも力が入っています。観光の部門では、毎年、たくさんのお客様でにぎわう『伊江島ゆり祭り』がGWにあり、本土の修学旅行を対象にした『体験型の教育民泊』が大人気で年間約50000人以上の生徒さんを受け入れしています。漁業は、ソデイカ漁を中心に、島もずく等が盛んです。畜産に関しては全国的に有名なブランド肉の子牛の生産地としての成果を上げています。そして畜産で外せないのが『幻』と言われている【伊江島牛】。年間を通しても数頭しか出荷されず、とても貴重な事から『幻の黒毛和牛』と言われています。
と、色々な分野で活躍しており、『知る人ぞ知る』と言われている島ですが、逆に言えば『知らない人は全く知らない』と言った伊江島。島で唯一の村指定の伊江ビーチにいる私達には、ご予約以外の一般の観光客が年々少なくなっていると感じています。目の前で見ている分、余計に自分達で何とかしなければ・・・。と言う思いが強くなっていきました。
・・・少し脱線致しましたが、外周22キロの小さな島の中に沢山の『魅力』と『可能性』を秘めた【伊江島】の簡単な紹介とさせていただきます。
にしんすに『おばぁ』内間洋子『にしんすに』の紹介
伊江島で『にしんすに』という名前の飲食店を始めて早40年。簡単にこれまでの経緯を語りたいと思います。
『にしんすに』とは、伊江島の方言で【『北』の『瀬』】と言う意味で、伊江島の北側に島の約2.5倍の釣りのポイントがあります。元々、海上手な『おじぃ』が大物釣りに行く場所でその釣った魚を『おばぁ』が精肉・鮮魚のお店で販売をしていました。スーパー等が出来始めて、周りの小さな商店にまで魚や刺身が並び始めたため『このままでは子供達を学校に出すことが出来なくなるかもしれない』と考え、伊江島で初めて海産物を取扱う料理店を開店しました。順風満帆に進んでいましたが、島にレストランや居酒屋が増え始めそのタイミングで『おじぃ』が体を壊したため、海産物をやめ、郷土料理等を取扱うお店にシフトチェンジし『伊江ビーチ』に店舗を移し今年で19年目になります。
今現在は、『伊江島牛コース』のビーチBBQや『沖縄そば・ソーキそば』、島のサトウキビから出来た『沖縄黒糖』を100%使用した『沖縄黒糖ぜんざい』が大人気で、島内はもちろん、県内外からの大勢のお客様に『おばぁ、ただいま!今年もそば食べに帰ってきたよー♪』『来年も来るからね