都内唯一の完全放牧養豚!東京の離島:伊豆大島初!ブランド豚を誕生させたい!


施したり、養豚事業を軌道に乗せることはもちろん、卒業生の雇用の受け皿となるようさらに成長させていきたいと考えています。卒業後はほぼ全ての学生が島を離れてしまうので、少しでも島に残って社会的生産活動に従事して欲しい、そんな願いがあります。

また、伊豆大島は主要産業が「観光」なので、観光の島としてお客様を喜ばせるには、やはり地元産の食材を使用したその土地ならではの美味しくて豊かな食が重要だと考えており、観光事業者さんとの連携も視野に進めていければと考えています。

【現在の状況】

すでに自己資金での豚舎の建設がはじまっています。豚舎の匂いや豚の鳴き声、そして害虫等を心配される地域住民の方向けに住民説明会も実施しました。

小さな島社会の中で、お互いの生活環境を脅かさないことは当然のことです。そこはしっかり対策を施しながら進めております。想定以上のケースが発生してどうしようもない事態に陥った場合は閉鎖することも約束し、地域住民の方からは了承を得ることが出来ました。

悪臭防止法をはじめとした法律上の規制についても調査をしており、対策を施しております。

また、養豚用の設備も届いたので引き続き豚舎建設を進め、2021年前半には豚を繁殖豚舎に移動したいと考えています。

【これからの取組】

豚舎が完成次第、三原山で飼育中の親豚を繁殖豚舎に移動して、安定生産を目指して順次種付けを開始します。分娩後には約1ヶ月間授乳し、離乳から出荷までの期間は三原山放牧場で肥育します。

アニマルウェルフェアという言葉がありますが。放牧を基本とした、自然に近い環境で育てることで、動物にストレスを極力与えずに幸せに育てることが重要視されています。私もその考え方に賛成しており、三原山の広大な自然の中で、伊豆大島ならではの飼料を与えながらのんびりとしたストレスフリーな環境で豚を育てていきます。

伊豆大島の産業の明るい未来に向けて、自分ができることに精一杯取り組んでいく所存です。

今回はそんな養豚に不可欠な繁殖豚舎の建設費用の補填としてのサポートをお願いいたします。

経費内訳は下記の通りです。

伐採整地工事    ¥405,900

基礎工事      ¥710,000

構造材       ¥263,472

羽柄材       ¥205,128

プレカット加工費  ¥342,320

外壁屋根ガルバリウム波板

¥231,732

大工工費      ¥800,000

給排水設備工事   ¥405,000

電気工事      ¥350,000

建築確認申請費   ¥380,000

分娩豚房柵     ¥700,800

ストール柵     ¥283,000

運賃(東京港まで)  ¥60,000

合計    ¥5,137,352(税別)

¥5,651,088(税込)

現在の規模

種豚♂ 2頭 母豚♀ 7頭

年間生産量

約150~200頭

【将来のビジョン】

首都圏からのアクセスの良さと雄大な自然が残る伊豆大島。

ここで地域の課題を見つめ、潜在的価値を見出し、持続可能な仕事を創出したい。こうした想いを胸に、私は食料自給率の改善、一次産業の復興に向け、養豚に取り組んでまいります。

さらに、様々な方や企業とのコラボレーション、地域教育への協力、観光サービスとの連携など、養豚をベースに地域振興や産業振興に役立てるビジネスの創出やビジネスプランの策定にも積極的に取り組んでいき