●ニワカゲームスは福岡のeスポーツコミュニティ
2019年に始動したニワカゲームスは「ゲームを通じて福岡の子ども達を育てる」「福岡から世界に挑戦する」がモットーのeスポーツコミュニティです。主に「グランツーリスモSPORT」での大会入賞・世界大会への出場を目指しています。
活動は3年目に突入し、小学3年生から40代の大人まで17名のメンバーが所属。福岡市博多区にある施設「ニワカラボ」に集い、部活動のような感覚で練習に励んでいます。
ニワカラボでの練習会の様子
●トッププレイヤー在籍、次世代育成にも注力
2019年「茨城国体(全国都道府県対抗eスポーツ選手権)」で準優勝した龍翔太郎選手、2021年「FIAグランツーリスモチャンピオンシップ ワールドシリーズShowdown」出場の荒木祐樹選手といった福岡のトッププレイヤーも在籍。
上位プレイヤーがコーチに就き、子ども達を指導しています。いつか彼らが大舞台に立ち、eモータースポーツを牽引する存在になるかもしれません!
世界レベルのプレイヤーと共に、次世代育成にも力を入れています
●将来の夢を叶えるため、ゲーム以外の活動も導入
「eモータースポーツ」は、実車におけるドライビングテクニックも流用できます。ニワカゲームスではプロドライバーによる講習会やカートによるサーキット走行なども取り入れ、ドライビングやクルマの挙動理解に活用しています。
ニワカゲームスでは必ずしもeスポーツプレイヤーになることが目標ではなく、「子ども達が夢を見つけること」「夢に向かって挑戦すること」が第一。ゲームだけでなく実車をも取り込んだ活動は、将来の夢の可能性を広げ、少しでも近づく助けになればと思っています。
本物のモータースポーツのような映像・ドライビング感覚の「グランツーリスモSPORT」
プロドライバー大井貴之氏による講習会
福岡と佐賀の県境にある「エーワンサーキット」にてカート体験
202度ぐるりとプレイヤーを囲む「シムピットスクリーン」で、よりリアルな実車の雰囲気を体感
●プロドライバーも参戦する大会「JEGT」
2020年12月から本シリーズ開幕となった賞金付きeモータースポーツ大会「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX」。
「スーパーGT」といったレースで活躍する数多のプロドライバーや、eモータースポーツのトップ選手たちが参戦する、国内最高峰の舞台です。
ニワカゲームスも福岡の板金塗装店「有限会社ユーエスオート」とタッグを組んで参戦。2020シリーズでは予選ラウンドを勝ち抜き、決勝ラウンドで6位という結果に終わりました。(全18エントラント)
●「ニワカレーシング」結成
これまで「ニワカゲームス」名義でチームの活動を行ってきましたが、JEGT2021シリーズにあわせてコミュニティとチームを明確に区別することにしました。
コミュニティの代表者からなるレーシングチームとして、「NIWAKAGAMES e-Motorsport Racing Team」、略して「NIWAKA RACING(ニワカレーシング)」を結成!
コーチやドライバーマネージャー、メンタルアドバイザーといったサポート体制を整え、今大会に挑みます。
ロゴマークは福岡の伝統工芸品「博多織(はかたおり)」をイメージしており、NIWAKAからとった「N」「W」「K」の文字をあしらっています。
博多織には一度締めたら緩まないという特性があり、かつては武士が刀を差す帯として使われていました。また、ほどくと締