妻がコロナに感染。休業。この道27年のお好み焼き店主が届けた

妻がコロナに感染。休業。この道27年のお好み焼き店主が届けた
家族がコロナ感染し、休業、自宅療養せざるを得ない自営業のお好み焼き店主は思った。それは「笑顔が消える家庭」と「家族への感謝」だ。家庭内隔離と家事の両立の難しさと、一緒にいられない寂しさ、苦しそうな顔、そして、いつ自分に…。この道27年。これまで地域の家族客に愛された“ふわとろ”お好み焼きで笑顔を…

              
こんにちは!
鉄板一筋27年の岩崎靖史です

こんにちは。私は高校を卒業してからお好み焼き・もんじゃに携わり、10年前に神奈川県川崎市夢見ヶ崎の麓に今の「鉄板レストラン ぽんぽこ本°舗(ぽんぽ)」を開業しました。

「お客さんに食事の楽しさや驚きを感じてもらう為に、できることは?」を考え行動し、おかげさまで多くの常連様、お客様に支えられて、リピート率は実に8割を超え、年間延べ約17,000人の方にお喜び頂くこともできました。

ここまで営業できたのも、
妻をはじめ仲間のスタッフがあってこそです。だからこそ、私もまい進できました。

ご評価いただけるお店になってきました。

とはいえこのコロナ禍、厳しい営業が1年以上続いています。入店人数制限、営業時間短縮、酒類の提供禁止、1グループの人数制限…と、決して楽な経営はできません。県からの協力金いただいておりますが、最大40名収容可能な宴会フロアを擁する事もあり、そのほとんどが固定費で消えて行きます。

それでも、これまでのお客さんの楽しそうな笑顔は宝です。

コロナ禍でも届けやすい形でできないかと、2021年1月より当店の看板商品である“ふわふわのお好み焼き”を、ご自宅のレンジで簡単にお店での焼き立てと変わらず味わえる急速冷凍専用のお好み焼き「ぽわぽわ焼き」を開発しました。

夢見ヶ崎から全国へと笑顔を広めていきたいと熱い思いで日々精進しておりました。

                    
焼き立てのふわふわを閉じ込める
急速冷凍専用のお好み焼き「ぽわぽわ焼き」
                    

子供はお母さんにギュってされると、無条件で嬉しく温かく感じて、笑顔になりますよね。ぽわぽわとした優しい気持ちになりますよね。

その気持ちと味わいをお好み焼で表現したのが、急速冷凍専用のお好み焼き“ぽわぽわ焼き”です。

当店自慢の生地はふわふわで柔らかくチーズやお餅も入っているので、お子様からご年配の方まで世代を問わずお喜び頂いております。

ふわっふわを追求した、とろけるような感動食感です。

なぜ、とろけるような感動食感が可能なのか?

先日、冷凍機メーカーさんがその製造模様を取材してくださり、わかりやすく、まとめていただきました。

4月に店舗でセールを行うと、「自宅で焼き立てが味わえる」「レンジでチンですぐ食べられる」と、10枚以上買われる方も多く、300枚が完売してしまいました!

その後も、実際に千葉に住む妹さんに送られ「喜ばれたよ」というお客様、「絶対美味しいから」と親に送ってくださったお客様などと、お声をいただきました。

その他にも多くのメッセージを頂きました。

ただ・・・
クラウドファンディングに挑戦する理由

2021.8.19に僕の妻がコロナに感染し、僕も濃厚接触者となり、現在お客様並びにスタッフの健康と安全を考慮し、休業しております。

というのも、主要スタッフである妻が感染してしまったので、同居の家族である私も濃厚接触者となり、今のところ症状は無いものの、人との接触ができません。つまり、主要スタッフの二人が勤務できない状況は、自営業では継続した営業ができないことを意味します。

自営業はこういった際、非常に脆いことを痛感させられました。妻も私も感染には気を付けていたつもりだったのですが…悔しいです。

幸いにも重症化には至らず、自宅療養でした。

でも・・・

家庭内での感染予防しながらの看病、子供達など家族の食事の用意や洗濯など