表現する場所を失った子どもたちのために輝ける場所を

表現する場所を失った子どもたちのために輝ける場所を
毎年開催していて5回目となる Kidsダンスイベント”BURN OUT"を開催したい。先が見えないコロナウイルスの影響により、日頃の練習成果を発表できない子どもたちに、表現の場所を作りたい。

はじめに・ご挨拶

BURN OUT 実行委員長、小泉里美です。
2015年よりKidsダンスイベントとしてスタートしました。

ダンススタジオ”StudioCoRe”の運営をはじめて3年。ダンスイベントの主催しながら日頃はKidsダンスの講師をしています。

このプロジェクトで実現したいこと

2021年12月11日 開催予定の ダンスキッズ大会

【BURN OUT2021】

を実現したい!

詳細:2021年12月11日開催 【BURN OUT2021】
   大和市芸術文化ホール シリウスメインホール
   神奈川県大和市大和南1−8−1
プロジェクトをやろうと思った理由

過去に行われていた座間、厚木エリア自治体主催の10年続いたダンスイベントが6年前に開催を終了。

それまで、ダンスイベントを目標の一つとして日々の練習に励んでいたKidsダンサーにとって、表現の場がなくなってしまうのは寂しいだろうと思い、代わりとなるダンスイベントを企画・開催したのが始まりでした。

 人それぞれダンスを習う目的や目標は違いますが、多くのレッスン生たちは、日頃のダンスレッスンの成果を発表することを目標の一つとして頑張っています。

しかし2020年は、新型コロナウイルスの影響によりイベントの企画そのものが開催出来ない状況となりました。
理由は、会場(サントリーホール)の使用許可が降りなかったことと、社会情勢的に人が集まるイベントの開催や参加が、好ましくないと判断されたためです。

テレビなどでも取り上げられているような、部活に打ち込んでいた高校生の最後の大会が開催されなかった選手たちなどと同様、毎年の発表の場として唯一開催されていたBURN OUT の中止は、私たち大人が考えている以上に、BURN OUTを目指して日々のレッスンに励んでいたこどもの喪失感に繋がると感じました。

イベント会場の使用ができなくなった段階で一度は中止にしようとしましたが、中止予定を参加希望のこどもたちに伝えたときの表情や喪失感をみたときに、何とか別の形で表現の場を用意できないか考えました。

苦肉の策として、オンラインによる開催。
ダンスパフォーマンスを動画データで提出してもらい、審査を行うというものです。

※【2019年:参加チーム数 29チーム 239名】

2020年:参加チーム数 8チーム、53名の参加により、例年の半分以下の参加人数ではありましたが、一つの形としてイベントを継続することはできましたが、オンラインによる開催を行ったからこそ感じたことがありました。

”ステージが表現する場所じゃなきゃダメだ”

 1000人の前で、自分自身が積み重ねてきた努力や技術を表現する、というのは、カメラの前で何度もやり直して良いものを作っていくのとは全く違う『体験』となります。

 この体験は、図りしれない経験値となり、大げさではなくそのこどもたちの一生の財産として残っていくものだと思います。

そこで経験した成功も挫折も、期待や後悔も、全てのこどもたちの素晴らしいものとなって、それぞれ人生の大きな財産となります。

多くのこどもたちが良き体験としてその後の人生を歩んでいる姿を沢山見てきたので、改めてそう思いました。

 いつ収束するかわからないコロナウイルスの影響、こどもたちの表現の場は自然と返ってくるものなのでしょうか。

・いつまで待てば、以前のように自由に表現の機会を得られるようになるのでしょうか。
・たまたまコロナの影響が激しかった世代の子どもたちは『不運だ