The Guinguette by Moja のあの風景を映画として残したい!

The Guinguette by Moja のあの風景を映画として残したい!
様々なパーティーを開催してきた渋谷The Guinguetteが8月末にて閉店してしまいます。唯一無二のあの空間を1本の映画として残すため、プロジェクトを始めました。企画はギャンゲットスタッフ&俳優である阪本健大、愛すべき大切な場所を記録として残すため、どうぞ皆様のお力をお貸しください。

はじめに・ご挨拶

はじめましての方も、ギャンゲットの常連さんもこんにちは!
渋谷のフレンチビアホール The Guinguette by Mojaスタッフの阪本健大です!

この度、僕の大好きなお店、ギャンゲットバイモジャが8月で閉店することが決まり、居ても立ってもいられず、この最高なお店の風景を未来に残すため、ギャンゲットが舞台の映画『ブルーボーイラバー 』 の企画全般、出演をやらせて頂くことになりました。

初の映画制作となりますが、この映画を少しでも多くの方に観てもらえるよう、クラウドファンディングに挑戦します!宜しくお願いします!

なぜギャンゲットを映画に残そうと思ったのか?少し長くなりますがよかったら聞いてください。
なぜ映画をつくろうと思ったか

それは、僕がギャンゲットで俳優の夢を見つけたからです。

ギャンゲットは、
子供が歌って踊るお店でした。
入れ墨だらけの人たちが歌って踊る日もあるお店でした。
綺麗なお姉さんが歌って踊る日もあるお店でした。
強面のおじさんがぬいぐるみの椅子に座ることもあるお店でした。
事情のある女の子に絵を描かせて、違う収入源を作ろうとするお店でした。
店長がお酒で潰れても、誰も嫌がらないで笑って面倒を見るお店でした。
車椅子に乗った人も一生懸命働くお店でした。
絵で稼いだお金をほとんどお酒に使っちゃう常連さんが亡くなった時は、皆で乾杯してお祈りするお店でした。
お金がない僕に通勤用の自転車を買ってくれる人がいるお店でした。
スタッフの皆が何か夢を追いかけているお店でした。
何も考えずバイトで食いつないでいた僕に、俳優という夢を見つけるきっかけをくれたお店でした。
僕の初舞台を見て、喜んでお酒を飲み過ぎて潰れる人が居るお店でした。
渡辺謙さんのサインより目立つ所に僕のサインを飾ってくれるお店でした。
早く俳優で成功して退職届持ってこいって言ってくれるお店でした。

そんなお店が渋谷の地下にあって、
そこで俳優の夢を見つけて、自分の人生を見つけました。
それからは欲しいものが出来たからこそ、難しいことも本当に多くて、「なんて世界を志してしまったのか」って自分で笑ってしまう時もあります。
それでも、自分の人生が心の底から楽しくなりました。

そして、2021 年8月20日、ギャンゲットが閉店することになりました。理由はコロナです。
自分が売れるのが遅くて、退職届、持って行けなくなってしまいました。
これだけ大きなものを貰っておいて、退職届一つも胸張って渡せなかったことが、本当に悔しいです。

だからせめて、僕がギャンゲットから貰ったものを、映画で撮ろうと思います。
俳優の夢をここで見つけたから、映画で恩返しをしようと思います。
映画を作って、皆が大好きだったギャンゲットをずっとずっと残そうと思います。

だからどうか、皆さんの力を貸してください。
どうか、よろしくお願い致します。
The Guinguette by MOJAとは

渋谷美竹通り沿いに位置するライブ演奏、バーレスク、ポールダンス、演劇、様々なエンターテインメントで賑わうフレンチボアホール。多くの演者が毎晩出入りし、渋谷の文化の貢献に寄与をしていました。そこは一つの国、と表現しても過言ではありません。この度2021年8月20日をもって、惜しまれつつも閉店となってしまいました。
映画『ブルーボーイラバー』制作概要

●タイトル

『ブルーボーイラバー』

※現在撮影中(8月10日〜18日)

●ログライン

隕石の衝突で地球が滅亡する日。それ