児童虐待がテーマの短編映画「あなたも結局、今日を忘れる。」製作支援プロジェクト

児童虐待がテーマの短編映画「あなたも結局、今日を忘れる。」製作支援プロジェクト
昨年大学を卒業したばかりの23歳女性若手映画監督がおくる「児童虐待」がテーマの短編映画作品「あなたも結局、今日を忘れる。」の製作支援プロジェクトです。少しでも多くの方が「児童虐待」という問題を身近に感じてその気持ちを行動に変えて欲しいと思い、今回この映画の製作を決めました。

はじめに・ご挨拶

はじめまして。

映像制作at.gumiで代表、今作品で映画監督を務めます安藤 舞と申します。

at.gumiは昨年2020年3月に発足、長編映画1本、短編映画3本(うち2本はyoutubeに公開)を制作、2021年6月には新たな事業、舞台にも挑戦し無事終演いたしました。

この度、私、安藤が脚本、監督を担当する「児童虐待」をテーマにした短編映画作品「あなたも結局、今日を忘れる。」を制作することとなりました。少しでも多くの方がこのテーマを身近な問題と認識し、この映画を観終わった後に感じた心の痛みやどうにかしたいと思う気持ちを考えているだけではなく、「行動」にうつして欲しいと思っています。そんな思いでクラウドファウンディングに挑戦いたします。
映画「あなたも結局、今日を忘れる。」について

【タイトル由来】

このタイトルはこの映画を見終わった後のお客さんに投げかけている言葉です。

見終わった後は感情が高ぶり、どうにかならないものかと今の児童虐待問題の現状に心を痛めるでしょう。しかしそれは一時的な感情と同情に過ぎず、その想いを持って何か行動を変えられる人はどれほどいるのでしょうか。観てくださった方に対して「あなたも結局、今日思ったことも全部忘れてしまうんでしょ?それで本当にいいの?」という意味が込められています。最後にこのタイトルの言葉を見て「思い」が「行動」に変わることを願っています。たとえ行動に繋がらなくても、その人にとって意味のある時間だったと思ってもらえるのではないかと思います。

【この作品で伝えたいこと】

昨今問題となっている児童虐待、居所不明児、子供の貧困をテーマにしています。これらは正直当事者である子供たちにはどうにも出来ない問題です。親は選べないのでそういう親のもとに生まれてしまったその子の不遇な運命だったと片付けてしまって本当にいいのだろうか、と疑問に思います。どれほど「親」という役割が時に「子」にとって影響を強く与える存在となるのか、一人の人間を育てるというその重みや責任をどこまで重く捉えているのか、考えるべきだと思います。

どんな親であっても、子にとってはたった一人の存在であるということを忘れてはならないし、この映画を観終わった後、心に鉛のような重みを感じて我を振り返るような、そんな社会に対して意味のある映画を残したいです
「児童虐待」をテーマに映画を撮ろうと思った理由

2014年に埼玉県で起きたとある児童虐待の事件がきっかけでした。これについて詳しく自分の意見を書くことは被害者遺族の方々がいらっしゃる為伏せますが、そのニュースを知ってからずっと頭の片隅にはその事件がありました。それは「児童虐待」故の事件であり、最悪なケースでした。高校生の時にそれを知った私はいつか必ずこの事件のことを映画にしたいと思ってきました。それは「児童虐待」という問題が事件化しないと浮き彫りになりづらいということにどうにもできない憤りを感じていたからです。周りの大人たちが、システムが、そんな状況の子供達を救えないのか、その事実をもっと世の中が知り、疑問に思うべきなのです。それに危機感を覚えた私がこの想いを伝えるにはどうしたらいいのか、と考えたところ、私には「映画」というツールで伝えることしかできないと思ったのです。

「運命」というもののせいにすればそれまでかもしれません。でもそれではなんの解決にもならないし、児童虐待の事件で最悪なのはそんな子供たちが亡くなって初めて虐待の事実が浮き彫りになることです。それをその子の運