はじめに
Teacher Aideは学校の先生が働きやすい社会を目指して活動している学生団体です。2018年末の発足以来、オフライン、オンライン問わずたくさんのプロジェクトを行ってきました。この2021年夏にも、より多くの方に届けたい4つのプロジェクトを展開します(各プロジェクトの詳細については後述)!
解決したい社会課題
私たちが解決したい社会課題は「学校教員の多忙化」問題です。
これまで、「教員(志望学生)の意識改革」「教育を社会の関心ごとに」「愛にあふれるコミュニティの創造」という3つのアプローチに沿って、さまざまなプロジェクトを行ってきました。
特に本プロジェクトも関連が深い前者2つについて紹介します!
教員(志望学生)の意識改革
まず、教員や教員志望学生の意識を変えていくというところに取り組んでいます。現状に問題意識を持てていない(だいぶ少なくなってきたと思いますが、残業が美徳と考えている先生も少なからずいます)、もしくは問題意識があったとしても何を行ったらよいのか分からないという先生や学生がとても多いように感じています。
現状に疑問を持たないことには、「変えていこう」という動きにもならないし、実際に変わっていかないと思っています。「意識を変えていく」というととても厚かましく聞こえてしまいますが、Teacher Aideのプロジェクトを通して、より多くの教員や学生と一緒に対話し、考えていきたいと思っています!
教育を社会の関心ごとに
上で挙げたことは、狭く教育関係者(教員と学生)を対象にしていましたが、私たちは教育に関係のない人はいないと考えています。今の社会は学校の先生に教育を任せすぎていると感じており、社会全体で一緒に教育を考えることができれば、学校の先生が働きやすい社会になるのでないでしょうか。
これまで、学校の先生の働き方をリアルに追ったドキュメンタリー番組「聖職のゆくえ」の全国放送を目指す活動や「教員の味方」を表明できるアウェアネスリボン「アイリボン」を作成、配布する活動を行ってきました。狭義の教育関係者を越えたより多くの人に先生が今どういう働き方をして、何を考えているのか知ってもらえたのではないかと思っています。
このプロジェクトで実現したいこと
上で挙げたようなアプローチ(つまり、教員・学生の意識を変えていく、教育を社会の関心ごとにするアプローチ)で社会問題を解決するために、2021年に4つの大きなプロジェクトを企画しています。1つずつ紹介します!
プロジェクト①ハイテックハイ大学院進学者と考える 子どもも先生も幸せになれる教育って?
8月2日 18:00~21:00
イベントページ (https://hthteacheraide.peatix.com)
映画Most Likely to Succeedでも話題となったアメリカの公立学校ハイテックハイとそこで行われている教育から、真に子どもと先生が幸せになれる道を考えます。ゲストの高橋貴一さんは、今春、アメリカのハイテックハイ大学院に合格されたばかりの方で、ハイテックハイやPBL(Project Based Learning)、さらにはそこに根付く価値観について深掘りしていきたいと思います。Most Likely to Succeedをまだ見たことがない、という方も楽しめるように、上映会もセッティングしています!
プロジェクト②部活動の“地域展開”を考える
8月25日 20:00~22:00
イベントページ (https://peatix