もうすぐ1周年を迎える『グレープパークコート』のメンテナンスをしたい!
はじめまして、愛知県豊川市にて、誰もが自由に使えるストリートバスケットコート『グレープパークコート』を運営している小林拓一郎と申します。
名古屋のラジオ局『ZIP-FM』で16年、ラジオナビゲーターを務め、そして、シーホース三河のホームコートMCも15年やらせていただいております。
バスケットが大好きです。
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立川吉笑さんの言葉に震える
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Bリーグファイナル、3戦目のハーフタイムは、立川吉笑さんの落語でした。
今までも、Bリーグ開幕戦やオールスターなど、数々の舞台で落語を披露してきている吉笑さん。
ファイナルのハーフタイムの落語も、千葉と宇都宮のそれぞれのファンたちのあるあるを交えながら、バスケへの、そしてBリーグへの愛を感じる創作落語でした。
落語も素晴らしかったんですが、それ以上に、僕は落語を終えた後の吉笑さんの言葉に震えました。
吉笑さん、こう言いました、
「不要不急が叫ばれ、スポーツも落語も不要と言われたりしますが、間違いなく、この試合が誰かに勇気を与え、誰かの希望になっている」
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“不要”で片付けられたあの日
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僕ら、エンタメ業界や音楽業界に携わる人、全員が抱えた葛藤でした。
ちょうど昨年の今頃でしょうか。
”不要”の一言が、どれだけ傷ついたことか。
人を笑顔にしたいって思って、この世界に飛び込んで、頑張ってきたつもりが、この言葉で僕らの業界全てが集約されてしまったコロナ禍。
涙するミュージシャン、ライブハウス関係者。
そして、今は飲食(特にお酒関係)に関係する全ての方々。
自分の”好き”と向き合い、その”好き”を通じて人の笑顔が見たい、そんな想いで携わっている人をたくさん知っているから、辛い。
僕自身も司会業の仕事が次から次へとなくなり、自分にはなんの価値も無いのかと呆然とする日々でした。
自分のやっていることが、こんなにも全力で否定されるなんて、、
“不要”って、こんなにも強烈なワードで追い込まなくたって。。
何度そう思ったことか。
だからこそ、あの素晴らしいファイナルの舞台で、あの言葉を伝えてくれた立川吉笑さん、最高でした。
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そんな”不要”の時に生まれたのが
『グレープパークコート』です。
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誰もが自由に使えるバスケットコート、『グレープパークコート』(通称、グレパー)は、コロナ禍もコロナ禍、真っ只中にオープンしています。
グレパーだって、きっと前者の定義に当てはめるならば、間違いなく”不要”な場所です。
しかし、あの大熱戦のBリーグファイナルが、誰かに勇気や希望を与えたように、グレパーという存在も間違いなく、多くの子たちに夢や楽しみを与えてるいると思っています。
全く、当初やりたかったことが何も出来ず・・
なんてことはなく、やれる範囲内で、色々やってきました。
グレパーマーケット、豊川バスツアー、スケボーイベント、バランスボールイベント、店内オンラインライブ、DJイベント、スニーカーパーティー、アート体験会、ストリートドラムパフォーマンス、防災訓練イベント、シルクスクリーン体験会、ピックアップゲーム大会・・
うん、改めて、色々やってますね笑
もちろんルールの範囲内でやっていることばかりですが、グレパーとしての動きや発信は止め