「表現の不自由展かんさい」を市民の力で実現しましょう!

「表現の不自由展かんさい」を市民の力で実現しましょう!
検閲や不当な圧力で消されてしまった芸術作品たち。それらと出会うために「表現の不自由展かんさい」を開催します。しかし会場の使用許可取り消しや嫌がらせ、妨害など開催に向けた困難に直面しています。ぜひみなさんの力でいっしょに成功させましょう。

はじめに

はじめまして。私たちは大阪の市民有志が参加している「表現の不自由展かんさい実行委員会」です。私たちは大阪で「表現の不自由展かんさい」の開催をめざしています。
解決したい社会課題

 芸術作品は人に観られるために存在するというのに、なぜそれが隠されなければならないのでしょうか。ましてや芸術作品に込められた思いを、誰かが否定や攻撃をする、そして社会から葬り去ることは決して許されることではありません。
 しかし現実には2019年に開催された「あいちトリエンナーレ」での展示中止をめぐる動きは、私たちの生きる社会が本当の意味で表現の自由が守られているか大きな問題をつきつけました。
 2021年、「表現の不自由展」は6月から7月にかけて東京・名古屋・大阪の3か所で開催される予定となっていました。しかし東京展は開催に反対する人々が会場となった民間施設の周辺での拡声器を使っての抗議と称する嫌がらせを繰り返したため会場使用ができなくなりました。7月6日から11日までの開催を予定していた名古屋展では7月8日に会場に届いた郵便物に爆竹のようなものが仕掛けれ、破裂したことをもって河村市長が「市民の安全」を理由として会場の休館を決定、7月9日からの展示がおこなえない状況です。
 そして大阪でも会場として使用を申し込んだエルおおさかが抗議の電話やメール、街宣などによる「管理上の支障」を理由として6月25日、突然使用承認の取り消しを通告してきました。「表現の不自由展かんさい展」実行委員会はこれは不当であるとし、6月30日に裁判所に使用承認取り消しの執行停止を求めて提訴、大阪地方裁判所はこの訴えを認めて会場使用承認の取り消しは不当であるとし、会場使用が認められることとなりました。
 表現活動には当然さまざまな意見があり、それは尊重されなければなりません。しかしそれは作品が自由に観賞できることが前提であり、観賞の場を奪うことは「表現の自由」を踏みにじることにほかなりません。
 私たちは表現することを不自由にされた作品たちとここ関西で出会いなおすために、そして本当の意味での「表現の自由」を市民のみなさんに考えてもらう場として、「表現の不自由展かんさい」を実施します。
このプロジェクトで実現したいこと

 2021年7月16日(金)から18日(日)までの日程で大阪市天満橋にあるエルおおさかで開催し、11名の作家による作品を展示するとともに、トークイベント「私たちの『表現の不自由』」を開催する予定です。
 
資金の使い道

輸送・保険費:約50万円(作品)
出品者等謝金:約20万円
会 場 費 用 :約15万円(エルおおさか会場費の一部)
広報物印刷費:約5万円
手 数 料 :約10万円 (9%+税)
実施スケジュール

開催日時:2021年7月16日~7月18日
開催場所:エルおおさか
主催者 :「表現の不自由展かんさい」実行委員会

【出品予定作家(50音順)】
安世鴻/大浦信行/大橋藍/岡本光博/キム・ソギョン・キム・ウンソン/小泉明郎/嶋田美子/白川昌生/趙延修/豊田直巳/マネキンフラッシュモブ/他
・トークイベント わたしたちの「表現の不自由」(7/17)

〇開催にあたってはコロナウイルスの影響によって入場人数など感傷にあたっては主催者からの制限があり得ることをご了承ください。

〇鑑賞していただく場合は大声を出すなど、他のお客様の迷惑になる場合は退場をお願いする場合がありますのでご了承ください。

リターン

実行委員会からのお礼のメールおよび事業報告やオン