芸術大国ロシア発!すべての子どもたちが楽しんで音楽に触れられる絵本を日本で出版!

芸術大国ロシア発!すべての子どもたちが楽しんで音楽に触れられる絵本を日本で出版!
楽譜と児童向けの物語が一緒になったロシア語の本を、日本の子どもたちにも届けるために日本語訳をして自費出版するプロジェクトです。プロが録音した朗読と演奏すべてが入ったCDを付属し、すべての子どもたちに楽しんでもらえるよう心掛けて作られた1冊です。

ごあいさつ

初めまして。このページをご覧いただきありがとうございます。

わたしは藤本夕子と申します。今回のクラウドファンディングの企画者です。ピアニスト&ピアノ講師として活動しつつ、大学で音楽関係のロシア語通訳をしております。なぜロシア語なのか不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は芸術大国であるロシアはクラシック音楽でも一流の国。 そんな国でわたしも音楽の勉強がしたいと、日本の音楽大学を出た後にロシア国立モスクワ音楽院大学院で勉強をさせてもらいました。

A. ヴェルシーニン氏ロシア留学をしていた頃、私はアレクサンドル・ヴェルシーニン先生に師事していました。ロシア出身で、現在ロシア国立モスクワ音楽院でピアノ科の教授をされているピアニストです。日本の大学でも特任教授をされています。クラシック界で活躍する世界レベルのピアニストですが、先生のすごいところはジャズピアニストでもあり、作曲もするというマルチな才能があることです。

さて、今回わたしがこのクラウドファンディングで皆様のお力をお借りして形にしたいと思っているものは、簡単に言えば「音楽の絵本」です。読み物として楽しめる児童向けの本でもあり、演奏して楽しめる楽譜でもあるのです。そしてこれはおそらく日本初の「どんな子どもでも楽しめる音楽の絵本」でもあるのではないかと思っています。
このプロジェクトで実現したいこと

「すべての子どもたちが楽しめるものをー」

これは、この本の発案者であるヴェルシーニン氏が一番大切にしているテーマです。芸術大国であるロシアには、作曲家プロコフィエフが作った「ピーターと狼」のように音楽と物語がセットになった作品が数多くあり、ヴェルシーニン氏は幼いころからそういった作品に触れ、子ども心にワクワクした記憶が今でも残っているそうです。

そんなワクワクをすべての子どもたちに届けてあげたい!そうして誕生したのが「少年よしくんと小さなカエルピッコの不思議な動物の国だいぼうけん」という、楽譜と物語がセットになった音楽の絵本です。もちろんこの音楽の絵本はロシア語で作られたので、この音楽の絵本を日本語訳して自費出版し、日本の子どもたちにも楽しんでもらいたいというのが今回のプロジェクトになります!

表紙案と一緒に。

「でも楽譜があるということは、それが読めてピアノが弾けないと音楽は楽しめないのでは?」と思われるかもしれません。その点を解決するために、あるものを本に付属することにしました。

実はこの本には、作曲者であるヴェルシーニン氏自らが演奏を担当したCDがセットになっています。CDには物語の朗読も入っているので、本当にどんなお子さんでも楽しめるように作られています。ピアノが好きな子は自分で曲を弾き、本を読むのが好きな子は物語を楽しみ、まだ小さなお子さんにはCDを流してあげながら絵を見て楽しむなど、様々な活用法ができます。

コロナ禍で外出が自粛される中、おうち時間が増えているご家庭も多いことと思います。子どもたちがおうち時間を楽しめるものがひとつでも増えればと思い、この本の出版を今年の10月に間に合わせたいと考えています。

録音中のヴェルシーニン氏

演奏の録音はモスクワにあるモスフィルムのトンスタジオで行われました。
本の紹介

「少年よしくんと小さなカエルピッコの不思議な動物の国大冒険」という題名通り、主人公はよしくんという名前の少年。彼が小さなカエルたちと出会うところから物語がスタートします。あるものを探しにひとりで冒険を始めたよしくんが、様々な動物