はじめに・ご挨拶
はじめまして黒田と申します。4歳と8歳の男の子を育てています。
8歳の小学生は普段は給食を食べていますが、春休みや夏休み、冬休みなどのまとまったお休みの時は学童にお弁当を持っていくのが必要で、そのお弁当づくりが私にとって大変な負担となっています。
お弁当を作る日はやはり前日からメニューのことを考えて食材を買いつつ、当日はいつもより早く起きなければなりません。私がお弁当を用意するのは長期休みの時だけですが、毎日お弁当を作る必要がある方はもっとたくさんの労力をかけていると思います。
子供がいる家庭は毎日食事の支度のこと、お洗濯や家の片付けのこと、子供の学校や保育園幼稚園の準備などと、やることや考えることであふれています。そんな日々のルーティンを懸命にこなしている間に子供が大きくなってしまい、彼らが小さかったころに「こんなことをしてあげたかったな」と思うことはありませんか。
私は皆さんの日々のルーティンが少しでも楽になれるように、そして楽になった分子供たちとの触れ合いの時間を少しでも楽しめるように今回のプロジェクトに取り組んでいます。
商品を開発しようと思った背景
アンケートによるとお弁当づくりにかかる平均的な時間は約25分といわれています。
学校の登校数を年間200日とすると毎日お弁当を作る方は、なんと年間約83時間も費やしている計算になります。これには献立を考える時間や食材を調達する時間は含まれないので、実際にはもっと大量な時間がお弁当づくりに費やされていることになります。料理好きな方にとっても大きな時間負担であるのに、料理があまり得意でない、またはゆっくり料理する時間が取れない方にとっては大変な心理負担でもあります。
時間がかかる以外にも、「メニューのマンネリ化」や「栄養バランス」、「詰め合わせや見栄え」について悩んでいる方は数多くいます。私たちは、これらの悩みを解決すべく、いつもより少しだけ手の込んだ、栄養バランスが整った、子供が安心して食べられる冷凍お弁当の開発を進めています。
●お弁当づくりに関するママたちの悩み●
「メニューを考えるのが大変です。どうしても同じようなメニューになってしまいます。」
「バリエーションがふえない。冷めたときににおいしいのか疑問で、新メニューに手が出せません。」
「彩りが偏るので、赤や緑を入れようとするとブロッコリーやトマトばかりなってしまいます。 味付けも同じようなものになってしまいます。」
「手の込んだアレンジをする時間がないので、いつも簡単なメニューばかりです。」
私たちのこだわり
1.いつもより少し手の込んだ一品
旬の野菜を巻いた生姜焼き、具だくさんの出し巻卵、季節の焼き魚などいつもより少し手の込んだおかずだけど、子供たちが食べ慣れているもの、自分では普段なかなか作らないおかずをメインに開発を進めています。
2.そのまま使える手軽さ
冷蔵庫から取りだして、そのままお弁当に詰めるだけでOKなおかずセットを想定しています。朝は電子レンジが混雑することもしばしば、おかず一品の解凍でもその時間が無くなれば、積み重ねの効果はとても大きいです。仮に一回20秒省くことができれば、20秒×200回でなんと一年で約1時間の節約となるのです!
3.急速冷凍のおいしさ
毎朝作りたてのおかずを用意できるに越したことはありませんが、ママだって毎日作るのは大変です。作りたてのおかずを急速冷凍することで、鮮度のいい状態で保存でき、使いたい時に使いたい分だけ使うことができます。