ここは、静岡市オクシズ。そこに30年ほど前に建てた小さなログキャビンがあります。しかし今、そのログキャビンは傷みが激しくみんなに利用してもらうことができません…。そこで、ログキャビンの修復と皆が集える拠点開設のために、皆様のご協力をお願いいたします!
静岡市は南アルプスを背後に控え、南北に長い市です。オクシズとは奥静岡の意で、静岡市中山間地の総称。豊かな自然、美しい景観、豊富な水、良質な木材を産出している地です。
オクシズの深山は、やすらぎの郷とも呼ばれ森の中、耳をすませば自然の声が聞こえてきます。澄みきった空気のおいしさに、カラダがふっと軽くなります。ハイキング、野鳥や植物観察、滝めぐり…都市部からほど近い大自然。それがオクシズです!
オクシズの中の安倍奥と呼ばれるエリアで、静岡市の中心から車で約1時間。高速の新東名で下車して45分ほどの距離です。数分車で走れば、国の国民健康保養温泉に認定された泉質の良い市営温泉や、少し奥には温泉郷もあります。
♦ ログには何の設備もないのです。これからも極力このままで、都会の生活を持ち込みたくないと思っています。
♦ 充実した設備、快適な時間を過ごせる施設が整い、景観も何もかも素晴らしい場所は沢山あります。それに対してこの場所は、電気なし、水なし、ガスなし。不自由・不便を楽しんでいただきたいです!
♦ この地では、アナログゾーンとしてデジタルからデトックスしてもらいたい。心、体をリセットして明日の活力を養う地としての活用を望む方々に支援していただきたいと思っています。
この地は代表の西島朋子の実家が所有し、現在西島朋子が相続した山林です。平地だからここに家族の憩いの場所を作ろうと、30年前に整地してささやかなログキャビンを建てました。アウトドア生活を時折楽しんだり、ハーブの園や畑を作り、100種類以上のハーブや野菜を育てたりしていました。家族の秘密の場所として、密かに誇らしく思っていました。
しかし昨年12月、2,3年ぶりにログキャビンを訪れてみると…屋根には雪害で倒れた木が横たわり、屋根がはがれて防水シートが見えていたり、杉の木が生えていたり。ドアを開けたら更にびっくり!中はカビだらけ。強烈なカビが蔓延していて、息をするのも苦しいほどでした。
そこで、ログビルダーに屋根の倒木を下ろし、切ってもらいました。さらに屋根を専門家の方に見てもらうと、急勾配なので足場を作り、内部は高圧洗浄機でカビを除去する必要があるということがわかりました。
2020年12月から2021年2月まで6回ほど現地を訪れ、友人知人に見てもらい、ミーティングを重ねました。
サクサク落ち葉を踏みしめ辺りを散策。空気が美味しく心穏やかで優しい気持ちになることを実感しました。ログの前にビニールシートを敷き、かまどに乗せた大鍋で作った豚汁を食べたり、ダッチオーブンで昼食を作り、七輪でチーズフォンデュをしたり、炭火で焼き芋を焼いたり、自然の中で食を堪能しました。さらに、思い思いの姿勢で環境のことや自然の話に話を咲かせました。
「こうした経験をもっと多くの人と分かち合いたい!もっといろいろな楽しみ方があるはずだ!」
そんな想いからクラウドファンディングを実施し、この地を皆で安らぎの地にすることを決意。ここを自分の家族だけでなく、気に入った方々が憩える秘密基地にしたいと思っています。かくしてプロジェクトを立ち上げ、仲間たちと将来の展望と夢について語り合っています!
1.ログキャビンの修復
雨漏りする屋根の修復や内部のカビ