貯金に目的と楽しみを。
国産のヌメ革に貯金やお金に関するキャッチコピーを刻み
お金や将来に対して考えることをきっかけにする
あるようでなかった革の銀行通帳ケースを作りたいプロジェクトです。
ボーナスの使い道は、給付金の使い道は、「貯金」
「貯金」の平均額は、年収は、などなど、お金に関する関心が多い世の中。
貯金をする目的を自分なりに考えて
通帳を大切に使ったり保管したりするカバーを作りたい気持ちで制作しました。
通帳カバーは現在、1000円以下の安いものから、たくさんの通帳が入るものまで
いろいろな種類のものが発売されています。
でも、自分らしさという点や、使って愛着の出るような商品は少ないと思いました。
お金は大切、貯金は大事、毎月使う、長く使うものだからこそ、
何か楽しいものは作れないかと思ったのがきっかけです。
大切、大事、長く使う というキーワードで、素材は「革」を選びました。
素材は、国産のタンニン(植物)でなめされた牛のヌメ革です。
一般的で多く使われているクロムなめし(化学薬品)ではなく、植物性で環境にも人にも優しいのが特徴です。
タンニンなめしは時間と手間がかかり割高ですが、安価な革素材にはない風合いがあります。
しかし、
よい革の素材で通帳カバーを作りました、作りたい!といっても
クラウドファンディングの意味もありませんし探せばあると思います。
そこで、新しい試みとして「お金にまつわる言葉」を刻むという事をプラスしたいと考えました。
そもそも、
「なぜ貯金しなければいけないのか?」
何のために貯金をしているのかという事です。
今回は3つのフレーズを選んでみました。
あなたにとっての貯金の意味を考えるキッカケになり、より前向きに、今まで以上に貯金できるかもしれません。
「MY dream」 自分の夢のため
マイホーム、独立開業、お店を開きたい、ほしい車などなど
自分が叶えたい夢のための貯金。
「Experience must be bought.」 経験のため
経験はお金を出してもするべき、という言葉があるように
留学や旅行、学びたい事、体験したい事のための貯金。
「A bank is a place that will lend you money if you can prove that you don’t need it.」将来に困らないための貯金
銀行とは、金を借りる必要がない事を証明できる者にだけ金を貸す所である(イギリスの俳優の言葉)
銀行を皮肉った言葉ですが、日本でも「銀行は雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」という言葉があるように、そんなものだと思います。
将来、お金に困ることがないようにするための貯金。
通帳2冊、カードが2枚、ピッタリ収納できます。
なるべくピッタリになるように型から制作しました。
タンニンなめしの、透明感のある発色や、ハリとボリューム感があります。
ヌメ革には、レーザーで文字を刻みます。
表面をレーザーで焼くので、焦げたような自然の色合いです。
色付きには、革に直接UVプリントします。細かい文字も鮮明に表現できています。
使っていくと、革の油分が染みだして、経年変化を楽しむことができます。
通帳カバーとして長く使うからこそ、植物タンニンなめしの特徴である、エイジング(経年変化)で日々の経過を感じることができます。
愛着を持って大切に長く使えます。
私の夢
人生の体験
将来の備え
制作は、東