私達は2018年に犬猫の販売を辞め、2019年から店頭での保護犬譲渡に取り組みながら新しいペットショップのカタチに挑戦している、岡山のペットライフポッターと申します!
店舗の外観
店内の元野犬を譲渡するスペース
犬の殺処分は野犬の数が最も多い現実ー
現在の日本において、犬の殺処分は約6000頭。その多くが、保健所で人慣れに至らなかった「元野犬」です。しかし、家庭に迎えられて家族の絆と愛情を受けた「元野犬」たちは、野生を忘れたかのように家庭へ馴染み、素晴らしい家庭犬へ変化していきます。
その姿を集めたカレンダーが拡がれば、保健所や譲渡会で見る短時間の印象だけでなく、人との共生がもたらす幸せな未来を提案できるのではないかと思っています。
<元野犬たちの存在を知らない人たちへ>
元野犬たちの写真を使った「YAKEN365カレンダー」 の制作を通して、元野犬たちの存在、彼等が置かれている現状をもっと多くの人たちに知ってもらいたい!そして世間ではまだまだ知られていない彼等の魅力を発信したい!と考えています。
野犬とはー
野犬は、野生化した犬と、捨てられたペットの両方を含みます。また、野生化した犬は、当然その地域において交配が進む事があり、産まれた時から野生の生き物として活動を始める場合も、野犬として扱われます。
日本では、犬を飼う場合に登録や狂犬病予防接種・係留の義務や徘徊の防止などの様々な規定があり、それらを満たしていなければ野犬と見なされる可能性があります。
保護施設で新しい家族を待つ元野犬(は―ちゃん)
保健所に収容されて間もない元野犬の様子(すーちゃん)
ー「YAKEN365カレンダー」とはー
保護され、今では家庭で暮らしている元野犬たちだけで作る日本初!?のカレンダーです。365日の日付を365頭の元野犬たちの写真で制作します。野犬と聞くと『強面』の犬を想像する方も多いかもしれませんが、変化のスピードは犬それぞれで全く異なるものの、ひと度家
庭に入ると最初は硬かった表情もみな少しずつ家庭犬のやわらかい顔になっていきます。
そんな365頭分の彼らの『家庭犬としての幸せな顔 』がおさめられたカレンダーは圧巻間違いなし!
カレンダー完成イメージ
<元野犬を家族に迎えた方々へ>
元野犬たちとその飼い主さんで、ただ純粋に楽しいものを作りたいと思ったのがきっかけです。それはポッタースタッフの私も、元野犬の飼い主だからです!
元野犬と暮らすようになってからは、彼らにすっかり魅了されています。元野犬を家族に迎えた方ならわかって頂けると思いますが、元野犬と暮らすって、本当に面白くって、彼らはホントにかわいいんですよ(笑)…親バカですかね(笑)だからこの想いを共有できる方々と、大好きな元野犬たちのカレンダーを作ったら楽しいだろうなと思ったんです。だって元野犬だらけのカレンダーって、想像しただけでも楽しそうでしょ?(笑)
野犬だってお家に入ればちゃんと家庭犬になるんです!
笑顔を見せてくれるようになった元野犬のはーちゃん
すーちゃんもこんなに笑顔に
少しずつ飼い主さんとの信頼関係を築いていく元野犬たち
2018年12月に生体販売を辞め、2019年1月より保健所から保護犬を引き取り、ペットショップ店頭で譲渡活動を行ってきました。
これまで8頭を新しいご家族に繋いで参りましたが、全て「元野犬」のコたちです。ですが、初めから元野犬に絞って譲渡活動を始めたわけではありません。保健所に収容されている犬たちの中で最後まで声のかからない子のほとんどが野犬たちなのです。
活動を通して感じているのは、元野犬が野生時代を完全に忘れることはない、しかし彼らは自分たちの運命を受け入れ、そして戸惑いながらも少しずつヒトの距離を縮めていきます。そんな彼らのスタイルと、日々の成長や変化を間近に見つめていると、そのご家族だけでなく私達も、生体販売では経験できなかった感慨深さを味わう事があります。
ポッターの店頭に来たばかりの元野犬のい
しまつ
家庭犬になってからもシャンプーで来店してくれます
クラウドファンディング手数料 支援額の10%
カレンダーデータ作成費 30万円
発送費 15万円
カレンダー制作費 残額全て(180万円の場合なら117万円)
①写真掲載を希望する方 支援額3,000円(365名)
何月に掲載希望かを確認して選択をお願い致します。
②掲載を希望しない方 支援額3,000円(人数制限無し)
①②ともに完成品カレンダー及びお礼のメールをリターン
カレンダー完成イメージ
クラウドファンディング募集 ~5月14日
掲載写真・文字情報等収集及びデータ作成 ~8月31日
カレンダー制作 ~10月30日
リターン送付 11月1日~
地方では、最も殺処分の可能性が高いのが、元野犬の成犬です。人を警戒し、声も上げず尻尾も振らずに、目だけをこちらに向ける保健所での様子は、ペットショップの犬しか知らない人には、野生動物の犬という生き物のハードルの高さを見せつけるからかも知れません。
しかし、一度家庭に入ってしまえば、飼い主だけを頼りに生きるスタイルを見せるようになり、愛玩犬では見られない別の魅力に溢れています。
その魅力や生活スタイルが伝われば、最も殺処分の危険性が高い彼らへの理解も深まり、今よりも多くの方が「元野犬」を選択肢として考えてくれるのではないかと思います。
少しでも元野犬の魅力を伝えるお手伝いをしたい、それが私たちの願いです。
株式会社オオシマ ペットライフポッター
元野犬とその飼い主たちとの交流
<All-or-Nothing方式の場合>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。