はじめに・ご挨拶
初めまして。
「コーヒーロースター」の開業を目標に取り組んでおります、「Introduction」代表の佐藤大地と申します。
2021年6月、広島県広島市に、
夫婦2人で選りすぐった機材と素材をそろえ、
”スペシャルティコーヒー”を中心に、コーヒーの様々な楽しみ方をお届けする空間を作ります。
スペシャルティコーヒーとは、コーヒーの多様性をきっかけに、素晴らしい風味特性のあるコーヒーを指して使われる言葉です。
それまで、複数の作り手のものを混合して流通していたコーヒー。これを農園、作り手ごとにフォーカスすることで、より良い取り組みのもと、高品質なテイストを作っている農園が見つかりました。
一貫した体制で、透明性のある流通のもと、マイクロな視点でより良いものを正当な価格で評価する。
そうすることで、トレーサビリティとサスティナビリティが重視され、農園の取り組みと生産者の顔が見えるコーヒーが手に入るようになったのです。
しかし、良いものを、より適切なかたちでお届けするのには、やはり最後の担い手であるロースターやバリスタの知識と理解、そして技術が必要です。
自身の得た経験と探求心を最大限活用して、この「これからのコーヒー」をお届けしてまいります。
私たちのつくるものを、より多くの方に知っていただき、楽しみにしていただけるよう、当プロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトで実現したいこと
当プロジェクトの本旨は「事前購入」です。
一定の金額が集まった場合、その大半をリターンのご用意にあてさせていただく予定です。
残額に関しては、よりよいものをお届けするための、店舗準備に充てさせていただきます。
「早期割引」
非常にお得な内容をご用意していますので、
ご家族やご友人にもご紹介いただけますと大変うれしいです。
皆様のお気持ちが、私たちの準備へと繋がります。
オープンへの期待を込めていただき、またご支援いただけますと幸いです。
コーヒーロースターをやろうと思った経緯
少し、自分のことについてお話しさせてください。
(リターンの内容が気になる方は飛ばして頂いても大丈夫です)
生まれ
私は東京都、世田谷区の出身です。広島ではありません。
小さなレストランを営む両親のもとに、5人兄弟の3番目として生まれました。
父が料理人、お世辞にも繁盛店とは言えませんでした。
17歳の時、店の「おてつだい」で初めてコーヒーをつくったそのレストランは、あえなく閉店し、次いで家族はバラバラに。
悲しいような悔しいような不思議な気持ちを味わったことを覚えています。
出会い
その後、なんとか東京の大学に通っていたころ、私はアルバイトや文化祭を通して、やはり生まれの影響か「何かを作って提供すること」に大きな喜びを感じるようになりました。
私はその時に出会った「スペシャルティコーヒー」にのめりこんでいったのです。自信をもって、優れた嗜好品を、楽しく提供しているバリスタに心を打たれました。
変化
24歳の時、様々なコーヒー屋を経験し、世田谷区三軒茶屋にある気鋭のロースターに入社。根無し草だった私は、広島転勤も二つ返事で引き受け、1人で初めて広島に来ました。
人、空気、自然、街並み…すべてが新しく輝き、温かいものに囲まれました。
人に恵まれ、環境に受け入れていただき、広島が大好きになりました。
次第に、東京に戻るより、ここで自分のできるコーヒーを「この人たちのために」作りたいと感じ始めました。
きっかけ
「いつか