早大体育会サッカー部員はパティシエになりたい

早大体育会サッカー部員はパティシエになりたい
早稲田大学ア式蹴球部(体育会サッカー部)を引退し、17年のゴールキーパー生活が終わりました。そしてこれからは、幼少期から大好きだったお菓子作りの道へ進みます。「スイーツを通してより多くの人を笑顔にしたい」その夢の第一歩として、学生最後の時間を懸け、手作りスイーツをキッチンカーで販売する挑戦をします。

はじめに・ご挨拶

プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

2月1日から3月21日までの49日間、都内でスイーツを提供するキッチンカーを開業しています。

スイーツを通してより多くの人を笑顔にしたいという僕、谷口と、それを一緒に応援してくれる3人(小山、小林、高瀬)でこのプロジェクトを立ち上げました。

少々長い文章にはなりますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
お店が作られた背景・自己紹介

和歌山で生まれ育ち、小さい頃からサッカーに打ち込む傍ら、お菓子作りの楽しさに魅了され続けてきました。

全国大会の舞台も経験した高校3年間が終わり、卒業後は大学に進学して本気でサッカーを続けるか、それとも製菓学校に進みお菓子作りの道へ進むかという進路の選択で悩みました。結果、早稲田大学商学部に進み、部活動でサッカーをする道を選びました。

しかしお菓子作りはやめたくなかったので、大学入学後も部活動の拘束時間の合間を縫ってスイーツを作り続けてきました。

スイーツを作るために、部員の大半が暮らすグラウンド近くの寮には住まず、大きなキッチンのあるアパートでの1人暮らしを選びました。

そして迎えた就職活動。早稲田大学に入ったことも相まって、お菓子作りとは関係ない有名な企業に入り、いわゆる安定した人生を送ることも考えました。しかし様々な大手企業に目を向けるも、結局私の心を惹きつけるのはスイーツ作りの道でした。そして最終的には、菓子製造会社の商品開発部より内定を頂き、そこへ就職することにしました。

初めは、卵や砂糖から全く見た目の違う綺麗なお菓子が出来上がるのが面白かったことを覚えています。そして友達や家族に手作りのスイーツを食べてもらう中で、徐々に食の力に引き込まれていきました。

「食には人の心を動かす力がある。食べ物一つで、人に笑顔や幸せを与えることができる。食べた料理写真を見るだけで、当時のエピソードを思い出すことができる。つまり食は思い出のかけらとなり、心にも残り続ける。だから自分は、より多くの人に思い出のかけらとなるものを与えたい。」

いつしかこれが、私の人生において本当に成し遂げたいことになりました。

より多くの人に笑顔を届けるために、お菓子メーカーの商品開発部という道で僕は夢の実現を目指します。

谷口が部活生時代に書いた部員ブログも合わせてご覧ください。

3年時「私の人生」https://note.com/wasedasoccer/n/n181be600e8f3

4年時「夢のはじまり」https://note.com/wasedasoccer/n/n6252ede572da
きっかけ

キッチンカーについての新聞記事を読んだ友人が、「卒業までの間に一緒に手作りスイーツを届ける挑戦をしないか?」と誘ってくれました。

数日かけて考えてみた結果、「入社前に、商品開発よりもダイレクトに笑顔を届けられるかもしれない、僕の中にあるビジョンをそのまま表現できるかもしれない。」という考えに至り、挑戦を決めました。

まだ社会に出たことのない僕たちですが、期間が決まっている僕たちだからこそ提供できるものがあると信じています。

僕たちの商品・お店のこだわり

僕たち学生工房が皆さんに提供するスイーツは、全てグルテンフリースイーツとなっております。

グルテンフリーとはグルテン(小麦粉)を使っていないモノを指し、主に米粉や蕎麦粉などが代用されています。

小麦粉は数多くの料理に使われていますが、アレルギーを持っている方が意