▲はじめに
はじめまして。
創作割烹 沙ゐ佳へようこそ、代表の佐 昀暄(さ いんけん)です。
「恵方巻きはなんで食べるの?」「おせちの意味は何?」「大分の有名なものは何?」と聞きかれても、私の友人は答えられなかった。なぜ自国の文化なのに知らないのだろうと感じました。小学校や中学校の家庭科で習ったはずなのに…
私が思う食育とは「文化を体験する。味わうこと。」です。しかしながら、どこでも手軽に食べ物が手に入る現代の日本。「日本人の和食・日本酒離れ」は進むばかり。
大分の旬のもの・地物を、県内であっても知る人は少なく、食材・素材へのスポットライトは薄いのが現状です。
昨年の4月にOPENする計画でしたが新型コロナウイルスの影響で延期に。
どんな状況であっても前進していかなければなりません。
なぜ今、私たちが動くのか、現代の食がどういった課題を抱えているのか、
一緒に考えていただけると嬉しいです。
大分県内の酒蔵さんとのフードマッチングイベント▲実現したいこと
”良いものを選り分ける” 沙
”今となっては見かけることの少ない” ゐ
”美しい/優れているものを表す” 佳
私たち 創作割烹 沙ゐ佳 が提供するものは、
「大分県産の旬な食材と、それに合う大分県産の日本酒」です。
昔ながらの良いものを継承し、お客様には日本食・日本酒を視覚・嗅覚・味覚・触覚・聴覚の五感で大分を発見していただきただける場を提供します。
試運転時の12月コースメニュー
▲なぜやるのか
私たちにはいつでも食べられる環境があるからこそ、食べることに不安を感じない豊かな環境にいるからこそ、「食を考えてもらう場を提供すること」が私たちのミッションです。大学生活をきっかけに大分に移った私は、大分の味も匂いも知りませんでしが、様々な活動のおかげで徐々に、”ひと” ”食材” ”味” といった大分の魅力を体感しました。
しかしながら、県内で生産された食材の魅力が十分に伝わっていないこと、そもそも食への興味関心がないことが分かりました。
また、アフリカの子供達に給食を届ける活動、タイの貧困地域を支援する活動、食育活動や、フードロス活動など食のあらゆる側面を経験実際に見てきたからこそ、
日本は食に対する関心が薄いと痛感しました。
同じ先進国でもヨーロッパでは、自国の食文化をすごく大切にしているし、食の未来までしっかりと一人一人が考えていると感じました。
天気や景色が季節を伝えるように、食で季節を感じ、味・香り・生産者さんの思いを伝えることができれば、大量生産・大量消費の食文化から、食べることの楽しみを少しずつ広めていくことができるのではないでしょうか。
▲新型コロナウイルスの対策について
当店では、お客様の居心地を追求する為にテーブル間をゆったりと区間をとり設置をしています。
当店の換気システムは、自然吸換気ではなく機械を使用した給気・換気のシステムをつかっています。また、厚生労働省の推奨である、二酸化炭素濃度が確認できる機械を導入しており常に、店内の空気状況を把握しながら綺麗な空気の入れ変えを重視しております。
入店時の検温とアルコール消毒を行った上で代表者様にご連絡先を頂戴させていただきます。
テーブルには、使い捨てのマスク入れを採用しております。
▲スタッフ紹介
左:四百目 右:佐
◇四百目裕太 料理長
”旬と走りが気軽に味わうことができる和食割烹へ” ー若さと発想力がもたらす転換ー
価格・敷居が高いと思われる和食、旬な食材・素材