「新たな時代を生き抜くための思考力を養う」英語教育開発に向けて
初めまして。
この度、株式会社 Beyond the Border Project、通称ビーボップを設立する事になりました 山﨑 颯人 と 森山 蒼瑚 です。
私たちは、現在英国レスター大学で学んでいる学生です。それぞれの専門分野は政治学と考古学と違いますが、日本人のほとんどいない大学の中で出会ってから家や大学内などで会話を重ねるうちに意気投合しました。その中で、お互いが教育に必要だと思っている率直な意見をぶつけ合ううちにでたアイディアから「リベラル・アーツ」の重要性や「自己表現をすること」の大切さを改めて認識しました。その結果、これらの要素を主眼に置いた教育を展開したいと思い、
「世界の標準言語である英語を用いて国際感覚を養うとともに、科学や文化的な視点を通じ、幅広い考えができる先駆者の卵を育てることで、より良い社会を創造する。」
という経営理念の元、この度起業をする決心をしました。
また、この考え方に賛同をしてくれた笠原未来も会社の運営やビジネスに関わりアイディアによってプロジェクトをここまで前進させることができました。
教育方法に感じた違和感
まず初めにお互いが共通認識として抱いているのが、日本の現在の教育の歪さです。先取り教育法が間違った教育法とまではいいませんが、それに統一された結果勉強はできるけど仕事は出来ない、英文は読めるけど英語は喋れないなど多くの方が耳にしてきたと思います。せっかくの先取り教育でインプットした大量の知識をアウトプットすることが難しいと感じている学生や社会人の方が多いのが現状です。
そこで私たちは自分たちの経験や学んできた学問や環境を生かし、先取り教育だけに頼らず思考力を養う教育法を模索した結果、イマージョン教育やギフテッド教育、STEAM教育の考え方などを一部に採用したカリキュラムを、まだまだ荒削りではありますが作成する事に成功しました。
プロジェクトで実現したいこと
今回は、小学生を対象とした放課後教育を行うことにしました。
理由としましては以下のとおりです:
・幼い頃から思考力を養う事により、自分の人生において柔軟な解決策を持つことができるようにする
・日本語を介さずに英語で考え、リアルな世界を体験し、子供達の興味の幅と世界を広げられるようにする
・英語を自分の思考手段として当たり前に使えるようにする
・情報社会において英語を活用する事により自力で調べられるようにし、その情報を用いて自分で実践する力をつける
シラバスは、アーツ分野とサイエンス分野に分けられています。
アーツ分野は、言語への理解を深めたり、芸術への興味を持ったりすることを主としていて、言葉を操る力や芸術的な物事の見方や感性を深めます。
また、サイエンス分野は、テクノロジーや生き物や自然などの自然科学についての興味を引き出す教育法やVRやAR技術などの最新テクノロジーを利用した新しい教育方法を取り入れることで、社会と環境との関わりについて考えたりするきっかけを作ります。
そして課外授業として科学博物館やインターナショナルスクールなどと提携、また夏季や冬季の長期休暇を利用したレジデンシャルエデュケーションを通じ、英語や人とのコミュニケーションへの抵抗を最大限なくすとともに、生の芸術に触れる機会を設けていく予定です。
経歴
山﨑颯人
2000年 所沢市生まれ。
幼少期より英語を学び始める。
2006年4月、群馬国際アカデミーに