はじめに・ご挨拶
2020年10月2日に一般社団法人 聴訊共(ききとも)協会を設立した代表理事の鈴木健一と申します。
私たちは、主に電話で、 気軽に相談できる社会の実現に向け、クライアントはもちろん目の前の人に支持され、活動を紹介していただける組織を目指しています。
相談とは、カウンセリングの精神(自己内省・自己変容・自己決定など)を土台にカウンセリングの枠にこだわらない支援(押し付けない提案や専門知識に裏付けられたアドバイスなど)と弊会では捉えております。
カウンセリングをリスペクトしつつも万能ではないことを自覚することで、様々な環境や個性・価値観を持つクライアントを尊重することにつながると私たちは考えております。
聴訊共(ききとも)協会のホームページアドレスは、
です。
最後までお読みいただけましたら幸いです。
ブレイクタイム:「ダイアナロス IF We Hold On Together」この歌詞のような協会(私)でありたい。
このプロジェクトで実現したいこと
ピア・カウンセリングを広めることで、生きづらいと感じている人達の心を軽くしたい。
周囲の人に話をして理解されず傷ついた経験は誰しもあるでしょう。そういった経験が続くと、自分の悩みを自分一人で抱え込んでしまう方が多くいらっしゃいます(全然病気ではないけれど、コミュニケーションが苦手な人も多いように感じます)。
お医者様や公認心理師のような専門家のカウンセリングを受けることはもちろん、クライアントの痛みをカウンセラーも体験してきたからこそ感じることができるピアカウンセラーによるカウンセリングもまたクライアントの気持ちが楽になり、悩みも軽くなることも多いと思います。
そこで、弊会の伊東ピア・カウンセラーを紹介いたします。
まずは伊東ピア・カウンセラーからのメッセージです。
私は高校生の時に学校に行くのがつらくなり不登校となりました。高卒資格認定試験 を経て、大学に進み、入学後もそのことで悩んできました。周りの人たちはつらい時にどうやって乗り越えているんだろうと思っていました。カウンセリングを受けていく中で、それまで口に出すことがなかったつらい気持ちや、自分が許せないがために陥っていた偏った考え方など、多くのことに気づきました。それでもやはり周りの人が当たり前にできることができない自分が異質に感じ、近い経験をしている人がそばにいたらなと思っていました。
実際、公表していないだけで私のように自律神経失調症や適応障害と診断されたり、診断されなくても生きづらさを感じている人は多くいるかと思います。
私は完璧とは程遠い人間ですが、悩む度に結論を出して進んできましたし、これからもそんな私で良いと思っています。
社会人になった今でも生きづらさに襲われることもありますが、悩んできた過去の自分や、自分を支えてくれた人たちが自分の仲間として力になっているように感じます。
自分自身がたくさん悩んできたからこそ、過去の自分が求めていた助けを同じように必要としている人がいるなら、仲間として何か力になれるかもしれないと考えました。
手を差し伸べる勇気と手を伸ばす勇気、そのどちらもが無駄にならない社会をつくっていきたいです。
<次に弊会から皆様へ伊東カウンセラー紹介文です。>
伊東カウンセラーのメッセージにあるように、生き辛さを感じている方は多いように思います。私もそう感じる時があります。日本は自由で豊か