はじめまして
唐仁原けいこと申します。
「主婦業9割削減を目指す」
ブログでそう宣言してから9ヶ月が経ちました。
私は3児の母であり、パラレルキャリアなワーキングマザーです。
現在は在宅でできる複数の仕事を組み合わせながら、フルタイムワーカーのような働き方をしています。
3人の育児+家事+仕事の両立に完全に行き詰まった自分の経験からはじまった
「主婦業9割削減を目指すブログ」は、様々なメディアに取り上げていただきました。
(AERA/報道ランナー/スッキリ)
おそらく今の日本では言い出しにくい話題であったと共に、
多くの方に共感をいただいたからこそ、
このように注目をしていただいたのだと感じています。
この取り組みを、日々頑張り過ぎているママ、
タスクが多すぎて疲れてしまっているワーキングマザーに届けたいと感じています。
また、ブログをきっかけに今年3月に
『主婦業9割削減宣言』
を出版させて頂くことになりました。
日本の主婦の当たり前基準が高すぎる
日本のママのタスクの多さは世界的に見ても珍しいと思っています。
特にワーキングマザーとなれば、休まる暇もないような状況の方も多いのではないでしょうか。
それでも、親にやってもらったように自分の子どもにもしてあげなきゃと考えて苦しんでいたり、力を抜くことに罪悪感を感じているお母さんはたくさんいるように感じます。
さらに家庭が孤立しやすいコロナ禍においては、息抜きする場も見つけられないという方も多いかもしれません。
これから益々共働きの社会に移行していく中で、「主婦業」という目に見えないような家庭内の大業務にスポットを当てたこの本や取り組みは、当事者のみならず、多くの方に関心を持っていただきたい話題です。
核家族、共働き、晩婚化、女性の社会進出。。。
変わりゆく社会の中で、日本では、家事育児の中心は女性、家庭内だけでやるものという文化がいまだに根強いと感じます。
平日ワンオペが当たり前の雰囲気があったり、どうにか夫婦だけでやりくりするも、余裕のない家庭内オペレーション。
ギリギリ回せたとしても、毎日がそれだけで精一杯。
そんな毎日から脱せる方法はないのか!?
そんな風に感じている人は私だけではないと思うのです。
1歳児の食卓付近。毎食後にはひっちゃかめっちゃか。
特にコロナ禍では、人と話す機会も激減し、自分だけで抱え込んでしまうお母さんが多いかもしれません。
私も2020年のコロナ休校の際にfacebookでライブ配信をしているママさんにたくさんの勇気をもらっていたのもあり、facebookグループ(主婦業削減を目指すクラブ)でもライブ配信をさせていただく予定です。
また最近話題のクラブハウスでも不定期ですがトークルームを作っています。
たくさんのパパママさんとお話しさせていただき、同じように感じている方から共感いただいたり、心が救われたという生の声をいただいており、益々この取り組みを多くの人に届ける意味を感じています。
コロナ禍で人と会話する機会が減った今、何気ない会話の大切さが身にしみています。
プロジェクトをやろうと思った理由
少し長くなりますが、この取り組みをはじめた経緯をお話しさせてください。
結婚当初から、結婚出産後も仕事をし続けたいと思っていた私は、子育て期の仕事のカタチを模索しながら、ワーキングマザーとして仕事を続けてきました。
3人目出産後、育児に家事、加えて量は減らしていたものの仕事もあるので(個人事業主の為、育休と