ご挨拶
はじめまして、炭火工房鳥庵ばん吉の2代目、斧渕(おのぶち)と申します。
2児の父です。
当店は先代から受け継いで40年、大阪府門真市で経営しております。
私の経歴としては大学卒業後、大手家電量販店に就職。
1年で退社し、飲食業界へ。
8年前父親が癌を患い入院、そして57歳という若さで他界。
亡くなる1週間ほど前に
「完治したら一緒に店を手伝ってほしい」
と父親から相談を受けました。
父親に頼られたのは初めてだったので驚きましたが、二つ返事で了承しました。
その時はこれが父親からの最初で最後の頼みごとになるとは思いませんでした。
父がいなくても店を続けたい、私が産まれる前から父が営んできた店を絶対に潰したくない!!
という気持ちがあったので、焼鳥の経験はありませんでしたが、跡を継ぐことを決意。
自身の結婚とお店を引き継ぐ時期が重なっていて
これから家庭を持つ中でやっていけるのか不安しかありませんでした。
未経験では絶対無理だと思ったので、父親とつながりのあった焼鳥屋さんで昼から夜まで修行させていただき、朝は5時からアルバイトをして、生計の足しに。。。
3か月の修行を終え、店を開店することに。
母親、姉、妹、そして妻、妻のご両親、友人
そして父親の時からの常連様が本当に多く、
色んな方々に支えられ何とか無事に引き継ぐことができました。
常連様からは「この味を、また食べれるのがうれしい」と、この上ないお言葉を頂戴し、
跡を継いで本当に良かったと実感できました。
引き継いでからは、今まで自分が培ってきた飲食業の知識と焼鳥を併せて
鶏のアヒージョや、キモのテリーヌなど今までになかったメニューを提供し現在に至ります。
大阪でも2回目の緊急事態宣言が発令されて、営業時間が8時までに短縮したことを受け、
新たな新規顧客の獲得のために、余った焼鳥を古川橋駅周辺で無料配布を開始!!
受け取ってくださったお客様が「おいしかったからお持ち帰りするね」と焼鳥とS.O.B.を購入してくださいました。
短時間の営業にも関わらず、ご来店してくださったお客様もいらっしゃいます。
本当に感謝!!!!
商品の歴史
父親が何年も何年も試行錯誤を続けたどりついた焼鳥のタレです。
今までは父の頭の中でしかなかったものですが、
亡くなる前、病室でレシピを書き残してくれていました。
(タレの他にもポン酢のブレンド、塩コショウのブレンド、つくねのレシピ等残してくれました。)
ここに自分の知識を生かし、更に改良。
焼き鳥のタレですが、このタレで
たまごかけご飯を食べた時、
あまりのおいしさに、「これだ」と思い
たまごかけご飯専用タレとして販売しました。
商品名の「S.O.B.」はシークレットオブばん吉の略です。
実績としては
常連様だけで200本達成しました!
リピーターさんでは既に5本目を買われている方も!!
そして、
最近有名なYouTuber西村ひろゆかないさんのイベント「Barベーシックインカム」をきっかけに
twitterで100万フォロワーいる坊主(@bozu_108)さんのお店
『虚無僧バー』
守口にある串カツ屋さん
『創作串ICHI』
でも置いていただいております。
しかし、ネット販売の売り上げがのびない。。。
そう。
僕も消費者の立場でみれば、『インターネットでどこの店かもどんな味かもわからない物』は買わない。
200本売れているという実績も知らない消費者から見