「総合的な探究の時間」実態調査報告書@静岡県を発行し、これからの教育に繋げたい!

「総合的な探究の時間」実態調査報告書@静岡県を発行し、これからの教育に繋げたい!
しずおか共育ネットは、学校と地域を繋ぎ、キャリア教育・探究学習コーディネートを行うNP0法人です。今年度、静岡県内の高校における探究学習実態調査を実施し、82校から回答を頂きました!「総合的な探究の時間」実態調査報告書@静岡県を発行し、これからの教育に繋げるため皆さんの力をお貸しください!


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「総合的な探究の時間」実態調査報告書@静岡県を発行し、これからの教育に繋げたい!
6 ~ 8 分
はじめに・ご挨拶

皆さん、はじめまして。
NPO法人しずおか共育ネットの井上美千子です。

しずおか共育ネットは、すべての中高生が自らのポテンシャルに気づき、個性と能力を発揮できる社会の実現を目指して、静岡で活動するNPO法人です。

具体的には、学校と地域を繋ぎ、「定時制高校生のための生き抜く力を育む事業」「キャリア教育コーディネート事業」「探究学習コーディネート事業」に取り組んでいます。

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このプロジェクトで実現したいこと

「総合的な探究の時間」実態調査報告書@静岡県を発行したい!!

今回のプロジェクトの目的は《静岡県内の高校生にワクワクするような探究学習を届けるための「学びの土壌づくり」》です。

今年度、わたしたち団体では、静岡県内の高校を対象に「総合的な探究の時間」の実態調査を行い、82校の高校から回答を頂きました。

その結果を私たち団体だけのものにしてしまうのは、余りにももったいない!

そう思い立ち、調査結果を1つの冊子『「総合的な探究の時間」実態調査報告書@静岡県』として発行します。冊子としてまとめることで、これまでそれぞれの高校で行われてきた「総合的な探究の時間」の情報がオープンなものになります。

実態調査からは、各高校の先生方が

・プログラム設計
・外部連携団体・講師の確保・開拓
・評価指標・ルーブリックの策定
・個別最適化された学びの実現
・「問い」を自分で生み出す仕掛け
・課題を自力で設定するプロセス設計
・各教科と学問的専門性のつながり

など、「総合的な探究の時間」実施にあたり、様々な課題を抱えていることがわかりました。

今回、調査結果を1つの冊子にまとめることで、静岡県内高校の「総合的な探究の時間」についての情報が客観的に共有可能になります。

静岡県内の高校生にワクワクするような探究学習を!

わたしたちが目指すのは、高校生一人ひとりが自らの「興味・関心」を軸に、自分らしく社会に参画していけるよう探究的な学びのサポートを推進すること。

そのために、わたしたちは「社会に開かれた教育課程」を実現し、学校と地域が連携する「学びの土壌づくり」に取り組んで行きたい!と考えています。

そこから描くことのできる静岡県の高校教育の未来は、希望に満ち溢れているはずです。

このプロジェクトを成功させることで、この未来に一歩近くことができると信じております。

プロジェクトをやろうと思った理由

プロジェクト実施の背景ー新学習指導要領スタートー

2022年度より高校の新学習指導要領が約10年ぶりに改訂され、実施されます。

それに先立ち、2019年度から学年進行で「総合的な探究の時間」がスタートしています。

「総合的な学習の時間」と「総合的な探究の時間」の違いはどこにあるのでしょうか。

【総合的な探究