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作品について
児童文学『モイーの島』Amazon Kindle版あらすじより
「海辺にくらす少年キーウィには、誰にも教えない自分だけの秘密の入り江がありました。
キーウィはいつも、自分だけの場所を欲しがっていたのです。
ある日、波に揺られてそこへやって来たのは、まんまるで、大きくて、ひょうきんな顔の生きものモイー。そして、謎めいた犬のパッフィー・フー。やがてキーウィは、入り江が自分だけの場所ではないことを知ると、パッフィー・フーの導きで、モイーと海へ。入り江の真実を探す旅に出ます。ところが海は、想像もしなかったような不思議に満ちあふれていました。気持ちを嗅ぎ回るカンジョーたち、成れの果ての人間、不可解な言動をくり返す動物などと出会い、キーウィの心は、孤独のうちに何度も挫かれます。何と、海にくらす多くの者たちには、モイーの姿が見えないのです。彼らはいったいなに者で、なぜモイーが見えないのか。その答えは、キーウィを助けてくれる風のマーフィーズや、自分の影であるトーラス、勇敢なクズリや太陽など、海のなかまたちの助けによって、徐々に明らかになっていきます。
やがて海のことを知る頃、キーウィは入り江に帰って来ました。そして旅に出るに当たって、自分のものとは思えなくなってしまっていた秘密の入り江が、今は自分のものであることを確かに感じるのです。入り江を自分のものにするということは、広い海の中にあって、入り江と自分とがどのようにつながっているのかを理解することだったのです。帰って来た入り江には、キーウィよりもひとまわり小さな少年がいました。少年はキーウィに向かって、入り江が自分のものであると主張します。キーウィは、かつて自分を導いてくれた、謎めいた犬パッフィー・フーのように少年を導きました。自分のものにするということは、知ることであると。そして新たな少年の物語と、モイーの旅が続いていくのでした」
まずお伝えしたいことは、子どもたちの夢はこの世界の次のヴィジョンであり、私たちの行動が、子どもたちの助けになるということです。
この度のプロジェクトは、今を生きる私たちと、未来の子どもたち、そのまた子どもたちへと続く、すべての人々に寄り添えることを目指して発案されました。
著者イプ・レオラックは日本で生まれ育ち、
日本的な視点から出発しつつも、過去のすばらしい数多の文学作品のように、世界中の感性を共有しながら、不思議な生き物「モイー」と少年が大海原を冒険する児童文学作品を書きました。
そしてこの児童文学『モイーの島』は、ひとくせもふたくせもあるキャラクターたちと、作者自身の手によってインクで描かれた、味わい深い多くの挿絵があなたの目を楽しませつつ、同時に教訓と示唆に富んだ寓話として生み出され、そこには、今を生きる者として今伝えられることを表現し、次の世代へ残す必要があるという作者の強い思いが込められています。
僭越ながら、