間を与えてしまうのです。
よって、何が何でも検査手法を確立せねばなりません。
▼遺伝子検査手法を確立したい!
近年、股関節形成不全の遺伝子検査がラブラドール・レトリバーとジャーマン・シェパードにおいてかなり高い精度で診断できることが報告されました。
国内においてそれらの遺伝子検査の診断精度が確認されれば、飛躍的に股関節形成不全発症率の抑制が進むものと期待されます。
そこで2犬種における股関節形成不全遺伝子検査を確立するためには、まず小動物外科専門医の協力の元にサンプリングを行う必要があります。さらに、2犬種において合計11種(7種類と5種類)の遺伝子検査を必要としています。
いま遺伝子検査を確立するための大きなチャンスが目の前にあるものの、資金的なハードルが存在しています。
そこで私たちは、股関節形成不全を一人でも多くの方に知ってもらいながら、資金のハードルを乗り越えるためにクラウドファンディングに挑戦することを決意しました。
股関節形成不全で苦しむわんこたちを減らし、飼い主を含む家族が幸せな人生を歩める社会を実現したいと思っております。そのためにぜひ皆さまのご支援をお願いできないでしょうか。
▼最後に
現在、ラブラドールレトリーバーとジャーマンシェパードでは股関節形成不全の遺伝子検査マーカーの可能性が確認されており、それを今回実際に動物病院にて使用できるようにすることをファーストゴールと致します。
また、セカンドゴールを達成することができれば、ゴールデンレトリーバーの検査も確立することができます。次に、サードゴールを達成することができれば、股関節形成不全好発犬種(パグ、フレンチブルドッグ、ブルドッグなど)の股関節形成不全の遺伝子検査を確立することができます。
皆様のご協力をいただくことで、股関節形成不全に苦しんでいるわんこたちを救うことが出来ると確信しております。
●遅延の可能性と遅延した場合の対応について現在、国内外ともにコロナ渦にあり、股関節形成不全のサンプリングを行う活動にも影響を及ぼす可能性も否定できません。その場合は、半年間実施期間を延長する予定です。
●中止になった場合の集まった資金の代替用途遺伝病で苦しむペットたちを少しでも減らしていくために、今後の遺伝子検査の研究に充てさせていただきます。
▼プロジェクトメンバーについて
株式会社VEQTA <愛媛大学発ベンチャー>
取締役・獣医師・博士 (獣医学):津曲 茂久
取締役・獣医師・博士 (獣医学)取締役・獣医師・博士 (獣医学)日本獣医学会理事、日本獣医学会分科会会長、動物臨床医学会評議員を歴任し、現在「犬の遺伝病研究会」および「動物臨床医学会理事」を務める。前日本大学動物病院長、現日本大学生物資源学部特任教授。2015年よりVEQTAに参画。
「大型犬だけでなくパグ、フレンチ・ブルドッグ等の遺伝性疾患である股関節形成不全は国内では減少しておらず、従来のX線検査法に限界を感じております。海外で検討が開始されている遺伝子検査法を国内で実証試験するために、このプロジェクトに是非ご協力をお願い致します。」
株式会社VEQTA <愛媛大学発ベンチャー>
代表取締役:俵 文利
松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社し、実装技術開発及びヘルスケア担当。在職中 経済産業省国家プロ参画 2003年~2009年新規事業担当GM。
自身の子息を先天性心臓疾患で亡くしたことがターニングになりMMPによる子供用移植臓器開発を目的にパナソニック株