モンゴルのシングルマザーと母子家庭に支援を~コロナで収入を失った母親と子供達に!

モンゴルのシングルマザーと母子家庭に支援を~コロナで収入を失った母親と子供達に!
モンゴルは民主化移行から政治・経済的混乱が続き、貧困、家庭崩壊による母子家庭、シングルマザーが増加する等、多くの女性は困難な環境にあります。更に彼女達の収入源の、観光客に人気の羊毛等で作ったフェルト商品は、コロナにより販売が2年間フリーズ状態!彼女達の安定した生活を確保するため、支援をお願いします。

はじめに

こんにちは。GANBAATAR ZAYASAIKHAN ガンバートル・ザヤサイハンと申します。日本の友だちには、頑張るザヤさんと呼ばれています。

右端が私ザヤです。

 私は、現在、
   NPO法人「モンゴル日本交流協会 」
        MOJANA-Mongolia Japan Networking Association
の代表として、「モンゴルの未来を創造するために 人づくり、環境に優しい物づくりを目標として、互いの知識や経験をシェアし、その魅力を伝える活動を支援」する活動をしています。
 この活動は、「自他不仁」という言葉の教えのように、皆がお互いを助け合い、自分の喜びは他人の喜びにつながり、皆が幸せになるということから、思い立ったものです。

上記2枚の写真はNPO法人MOJANAホームページより引用

モンゴル首都ウランバートル・チンギスハーン広場(NPO法人MOJANAホームページより引用)

 実は、私の祖国モンゴル(中国自治区の内モンゴルに対して外モンゴルと呼ばれる。)では、1990年代の民主化以降、開発による遊牧地の減少、急激な都市化による首都ウランバートルへの人口集中と貧困層の増大、経済的格差等により、シングルマザーや家庭崩壊による母子家庭の増大が社会的な問題となっています。 
 私は、社会体制が大きく変革しようとする当時のモンゴルから、大分県にある立命館国際大学に留学しました。親は普通の公務員でしたので日本の大学費はもちろん払えないですが、留学して別の世界へ旅たちたい夢中の私を一所懸命に応援してくれ、運が良かったのか大学から奨学金を受ける事ができました。2001年9月末に初来日、日本の秋のあの香は私にとって深い意味のある、新しいスタートの香でした。
 それから20数年、日本に住みながら、多くの仲間とともに、多くの日本の方々の支援を頂きながら、日本とモンゴルとの民間交流を行ってきました。その中で、モンゴル人として、大好きな日本とモンゴルを結ぶ架け橋になれないか、日本の皆さんと一緒にモンゴルを応援できないか、そしてモンゴルこそ日本の人々の役に立てることがないかと思い、2018年10月にNPO法人「MOJANA」を設立しました。

MOJANAのこれまでの活動は、
①大阪府門真市の小学校でモンゴル(文化)の体験授業2019年春
②モンゴルに出向き医療セミナーを実施 2019/9/19
などを行っていました。
 また、「移動教室」を開校し、モンゴルの草原で学校に通えない子供達に教育を行おうという取り組みや、日本で物づくりの専門家や経験者によるワークショップを開催するなど、モンゴルの民族文化でもあるフェルト作りを通じて、日本とモンゴルの交流を目指しています。 
 しかし、2020年度以降、現地支援活動が新型コロナ感染症の影響を受け、渡航制限などにより、実質的に活動は停止状態です。
 そこで、MOJANAの活動の中で、特に重要な「シングルマザーや障がい者等の就業支援する」という活動を、今回のグラウンドファンディングを通じて、是非実現すべく計画を立てました。NPO法人MOJANAホームページより引用 
夏のモンゴルは、外国から来る観光客で溢れます。
 通気性が優れた、健康に良いとよく知られるフェルト商品は観光客に人気で、フェルトスリッパを始め家畜の形のフェルトのぬいぐるみは、それらを作る母子家庭の最高の収入になります。
 その収入で、9月から始まる新学期の為に制服や教科書も買えるようになったお母さんたちは一安心でき