『ひとくず』ディレクターズカット版をひとりでも多くの人に届けたい!

『ひとくず』ディレクターズカット版をひとりでも多くの人に届けたい!
映画「ひとくず」ディレクターズカット版を日本全国、一人でも多くの方に届けるためには、宣伝広告費が必要です。「生涯、映画「ひとくず」とともに走り続ける」と決めた上西雄大が監督・脚本・主演をつとめる、映画「ひとくず」ディレクターズカット版への応援、何卒よろしくお願いいたします。

方で上映がされる度に劇場に足を運びます。(大阪では約1年のロングラン、その他各地でもいまだに上映館が増え関東でも場所を変え上映されています。) 少しでも児童虐待を知ってもらいたいという上西雄大監督の想いが詰まった映画。しかし、児童虐待をテーマとしていながら、こんなに人情を感じられる映画はないと思います。だから何度も映画館に足を運ぶ人が多いのではないでしょうか。そして、見るたび少しずつそのシーンの意味がわかっていきます。人に対して攻撃的な主人公のカネマサ、なぜ攻撃的になってしまうのか。虐待をされながらも母親を慕う少女の鞠、泥棒だったカネマサが彼女にとって救いになっていく心のうつりかわり。少し笑っていたシーンもその意味を考えていくと、親から子に繋がってしまった虐待の連鎖に気づきます。最後は全てが救われていくエンディングになっていきます。「ひとくず」は編集された現在の内容でも心に残る映画です。しかし、元は約3時間ある映画を2時間にまで編集したと上西監督がおっしゃったら、カットされたシーンも全て見たくなります。それに「ひとくず」という映画は好きな人だけが知っているという映画ではなく、少しでも多くの人に見てもらいたいと思える映画です。ぜひディレクターズカット版が出来て少しでも多くの方に観てもらえますように、少しでも児童虐待を知ってもらうと同時に人間の暖かさが伝わってくれると嬉しいです。

NPO法人子どもの未来·にじ色プレイス  太田 羽根田(北海道)
映画「ひとくず」を観た時、最初のシーンから胸が苦しくなりこのまま最後までこの映画を観続けていられるか不安でした。それ程、残酷な内容でした。そして児童虐待についてこれほどまでに真正面から衝撃的に語った映画はあったでしょうか?
現代も見えない箱の中にうずくまる、大人、子供の姿が垣間見える映画でした。繰り返される境遇。半面教師。憎しみ、恐怖、愛しさ、嬉しさ、感情が入り混ざるそんな気持ちになりました。私たち自身も虐待サバイバーとして自らの体験から現在、身近にいる子ども達と関わり、子ども達との寄り添い方や向き合い方を学んでいます。
この映画は、自分のまわりでこういったことが起こらないから関係ないという無関心な意識を変えてくれると思いました。どうかこの映画のディレクターズカット版が実現できるように沢山の方々に広がっていきますように…。

米田 敏(奈良県)
2020年11月に大阪は十三のシアターセブンで、映画『ひとくず』を観て以来、既に40回以上観ている「おいくず」の一人です。最初は虐待を扱った映画なんだ、社会問題になっているテーマを描いた内容なのか、くらいの気もちで観ましたが、確かにテーマこそ痛ましいものですが、それをどうすれば解消することができるのかを、押しつけではなく、人の心の温かみ、人情に訴えたヒューマンな魅力にあふれた内容だったので、それにかえって衝撃を受け、胸を打たれました。 以後、僕が何度もこの作品を劇場でおいつづけるのは、まさにその部分であり、最後には熱い涙を流してしまう(回を重ねてもなお)、そんな魅力にあふれた作品が、この『ひとくず』なのです。
監督・脚本・主演を担当した上西雄大さんは、実際に起こっている児童虐待の事実を知り、いてもたってもたまらず、一気にこの物語を書き上げたとのこと。劇場で販売されているシナリオには、上西さんの熱い思いが隅々にあふれており、実際に撮影もあますところなく行ったそうです。ただ、そのまま上映すると2時間40分を超える長編になってしまう。そこで、断腸の思いで多くの場面