旬ど真ん中の七夕ぼやを使った「ほや唐揚げ」を全国に広めたい

旬ど真ん中の七夕ぼやを使った「ほや唐揚げ」を全国に広めたい
ご挨拶ほやほや屋代表の佐藤と申します。ほやほや屋は“ほやの可能性を食べる店”をコンセプトに現在、宮城県塩釜市と仙台市にお店を構え、オンラインでの販売なども通じて全国のほやファンの皆様に、さまざまなほや料理を届けております。

ご挨拶

ほやほや屋代表の佐藤と申します。 皆さんは「ほや」をご存じでしょうか?正直、見たことも聞いたことも無い、ましてや食べた事の無いという方も多いのではないでしょうか? ほやほや屋はそんな“ほやの可能性を食べる店”をコンセプトに現在、宮城県塩釜市と仙台市にお店を構え、店舗や楽天スタジアム、イベント、オンラインなどを通じて唐揚げ・天ぷら・アヒージョ・カルパッチョ・ほやの冷やし中華など多彩なほや料理をお届けしています。今回、こちらのプロジェクトを訪ねて頂き、「ほや」に興味を持って頂いただけでも感謝に堪えません。是非、「ほや」について最後までお読みいただければ幸いに存じます。

ほやほや屋のほや唐揚げ(上)、ほやのアヒージョ(左)、ほやカルパッチョ(右)
栄養価が高く低カロリーな宝物食材「ほや」!

主に南三陸エリアで収穫される「まぼや」は、全ての食べ物の中でも「五味」(甘味、旨味、塩味、苦味、酸味)をすべて持っていると言われる、特筆すべき食材です。「ほや」はとても栄養価が高く低カロリーで様々な料理と合います。亜鉛、鉄分、タウリン、各種ミネラル成分など、現代人に不足しがちな栄養成分が含まれています。また、今、話題の「プラズマローゲン」(認知症に効果)も豊富に含まれており、世界から注目を集めています。 参考:ほや(海鞘)プラズマローゲンによる認知症予防への取り組み (jst.go.jp)

 栄養価が豊富な三陸の宝物食材「ほや」
商標登録が実現「七夕ぼや」

ほやの中でも7月上旬から8月中旬までに三陸沿岸で収穫された「まぼや」を、収穫したその日に完全処理し、急速冷凍したものを「七夕ぼや」と言います。この名称は私共が命名し、商標登録が実現した「ブランド名」です。 「ほや」の養殖の形状が「七夕飾り」に酷似している事、7月7日の全国区の「七夕祭り」の時期から、8月6~8日の「仙台七夕まつり」の時期に旬を迎える事から「七夕ぼや」にしました。

三陸ブランドの七夕ぼや
三陸の宝物ブランド 「七夕ぼや」への想い

東日本大震災による原発事故の影響でほやの韓国への輸出が禁止され、大量廃棄されていたことに違和感を覚えたことが、2017年にほやほや屋本店(塩竈市)の営業を開始したきっかけです。もともと宮城県は養殖ほやの国内生産の8割を占め、震災前まで国内での消費および韓国中心に海外への輸出を行っていました。ただ、 輸出が禁止され国内で過剰供給になったことで、補助金を使って大量廃棄されていることに大きな違和感を感じました(2016年からの3年間で1万4000トン廃棄)。「輸出ができなくなって捨てるほどあるなら、国内で食べたらいい」、そう思いほや専門の「ほやほや屋」を開業し、「ほや」の旨味を最大限に引き出した現在の「七夕ぼや」ブランドをつくりあげるにいたりました。
プロジェクトを立ち上げた経緯

「ほやが苦手」とおっしゃる方の90%は、「入口を間違えてしまった方々である」と、私達は断言しています。鮮度の良い「旬」(梅雨時)ど真ん中の「七夕ぼや」をほとんどの方が知らず、また「ほや」を知っていても食べ方のレパートリーが実は豊富なことを知らない人が多い現状です。

この時期の「七夕ぼや」は、なんの臭いも、癖もありませんし、プリプリで驚くほど肉厚で、加熱してもほぼ縮みません。また、「七夕ぼや」を使った「ほや唐揚げ」 は、仙台市内の数軒の居酒屋さんや東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地である楽天生命パークでも販売を始め、大人気になっているほや料理です。

七夕ほやの美味しさ