札幌市西区に子どもの居場所となる拠点を作りたい

札幌市西区に子どもの居場所となる拠点を作りたい
札幌市では初となる、夜間でも子ども達を受け入れることが出来る、家庭、学校の他の第3の居場所となる子ども食堂を西区に作りたい!!

はじめに

はじめまして。私、札幌市西区で地域の会館である「西町会館」を利用してあかはな子ども食堂代表の鳥井孝将と申します。

あかはな子ども食堂は、毎月第2金曜日に西町会館を利用し、子ども食堂を開催してまいりました。ただ、食事を提供するだけでなく、「体験・経験できる場」をコンセプトに、Clown(道化師)である代表が、ジャグリングやバルーンアートを教えたり、夏休み・冬休みには「体験教室」として、工作教室を開催したり、畑を借りて、実際に野菜を育て収穫したりしてきました。

また、副代表は元板前という経歴もあり、子どもたちのリクエストのあった料理を子どもでも実際に作ることが出来るように、料理動画などもYoutubeを利用して配信などもしています。
解決したい社会課題

現在、子ども食堂は全国で4000か所(NPO法人全国子ども食堂支援センターむすびえ調べ)を超え、北海道内でも190か所(子ども食堂研究家二本松一将調べ)を超えて、地域のインフラ化が進んでいます。このコロナ禍やひとり親、共働きなどで、地域での交流する機会が減少している現在、子ども食堂などの地域の住人が集まって、交流できる場は大変に重要な場所と考えます。

また、このコロナ禍で、子どもたちにとって、家庭、学校の他の第3の居場所が消失してきています。

地域の会館を利用していると、行政の政策(コロナ禍における緊急事態宣言やまん延防止等重点措置など)の影響をもろに受け、会館の使用停止で開催できないことが多くあります。子どもたちにとって必要な場所をどんな状況下においても、子どもたちが安心して過ごせる場所を作り上げていくためにご協力をよろしくお願いいたします。

このプロジェクトで実現したいこと

会館を利用しているため、子どもたちにとって必要であっても実現できていないことが多々とありました。そこで、新しい拠点が出来たら、以下のことを実施し、安心して過ごすことのできる第3の居場所として運営していきたいと考えています。

<学習支援さぽーと事業>
家庭環境に左右されず、学ぶ機会と楽しみを提供したいと考えています。学校の宿題や勉強の他にも、農業体験や工場見学、子どもたちが興味あること、気になることをスタッフをサポートしながら、体験できる機会を提供したいと考えています。

<子ども食堂の開催回数の増加>
現在は会館利用の為、月に1回の開催ですが、月に2回、毎週1回と開催回数を状況、子どもたちのニーズに合わせて増やしていきたいと考えています。

<夜間の子どもの居場所事業>
長期休み時や親とけんかして家出などで、地域を徘徊する子どもたちが事件や事故に巻き込まれないように、いつでも来れるような居場所を作りたいと考えています。札幌市において、夜間の居場所事業を行っている団体がないので、行政と相談しながら、連携していきたいと考えています。

応援メッセージ

はじめまして。 こども食堂北海道ネットワークの事務局をしている二本松一将と申します。 2016年に、子ども食堂の立ち上げや運営を経験し、2017年から2018年にかけては、道内にある子ども食堂の70か所ほどを訪ね、お話を聞かせていただき、論文にまとめました。現在は直接子どもと関わる機関で働きつつ、子ども食堂に関する活動をしています。 道内の子ども食堂は190箇所ほどありますが、6割から7割ほどが月に1回の運営となっています。定期的な開催は孤食や孤立問題の解消・予防になります。一方で、緊急を要する子どもと関わる難しさがあります。 コロナ禍になり、いつ・