アニマルウェルフェアの教育DVDを作ろう

アニマルウェルフェアの教育DVDを作ろう
アニマルウェルフェアの教育DVDとyoutube番組を制作します。

【プロジェクト文】

昨今、日本でもアニマルウェルフェア(動物福祉)の問題が注目されています。

アニマルウェルフェアは1965年にイギリスで策定された、「飢えと渇きからの自由」「不快からの自由」「痛み、傷、病気からの自由」「正常な行動が出来る自由」「恐怖や悲しみからの自由」という「動物の5つの自由」を大事にする考え方です。

 2009年のリスボン条約では「動物は感受性のある生命存在であることから、動物の福祉要求に対し最大限の関心を払う」ことがEU各国に義務付けられましたが、日本ではまだまだ意識が低いままです。

 日本では大量生産の為に鶏達はバタリーケージによる高密度飼育されています。日の光が当たらない窓無しの鶏舎の中で鶏達がすし詰めに押し込められています。密な畜産環境は疾病の発生・菌の繁殖・薬剤耐性菌の発生、そして、鳥インフルエンザやミンク農場での新型コロナ感染を招きます。

また、近代の畜産の課程で過剰な育種改変が行われ、鶏や豚や乳牛は自然の状態からかけ離れていきました。例えば、肉用の鶏の場合、本来の鶏が120日かけて大人の大きさになるのも関わらず、国内の肉用鶏の97%をしめるブロイラー種は40日で大人の大きさに成長するよう作り変えられています。

 また、世界的に毛皮を廃止してエコファーを推進する国が増えていますが、現在も日本で販売されている毛皮のミンクやフォックスのほとんど、ウサギも半分以上は食肉の副産物ではなく、毛皮の為にだけ飼育され殺されます。飼育環境も不衛生で密な状態です。そして、毛皮工場を作ることによって動物だけでなく、人間の命が犠牲になることもあるんです。毛皮製造の過程で、皮なめしに使う「六価クロム」や「ホルムアルデヒド」などが環境汚染の原因になり、がんの原因にもなります。

 現在、ポストコロナ社会において大きく世界が変動していく中で、人・動物・環境の衛生に関わる者が連携して取り組むOne Health(ワンヘルス)という考え方が世界的に広がってきており、厚生労働省も、One Healthの考え方を広く普及・啓発するとともに、分野間の連携を推進しています。

【プロジェクトを立ち上げたきっかけ】

 アニマルウェルフェアについて日本ではまだまだ無知な方々が多く、知らず知らずのうちに動物を苦しめてしまっています。

 今回のプロジェクトは専門家を招いて、アニマルフェアについて分かりやすく説明するDVDを制作し、勉強会やセミナーを開催していきます。積極的に政治家向けにも啓蒙活動を行っていきます。また、より多くの方にアニマルウエルフェアについて知って頂く為にyoutube映像も作成します。多くの方々にアニマルウェルフェアの問題を知って頂き考えて頂けるきっかけになれば幸いです。

●番組概要●

「地球と共生する、アニマルウェルフェア」DVD、youtube映像制作。

企画・制作 深月事務所

趣旨:

 昨今注目されているアニマルウェルフェア問題。日本のアニマルウェルフェア基準は中国や韓国より低いとされる。

 密な畜産環境は鳥インフルエンザやミンク農場での新型コロナ感染を招く。

現在、ポストコロナ社会において大きく世界が変動していく中で、人・動物・環境の衛生に関わる者が連携して取り組むOne Health(ワンヘルス)という考え方が世界的に広がってきており、厚生労働省も、One Healthの考え方を広く普及・啓発するとともに、分野間の連携を推進している。「人」と「動物」はいかに共生すべきか。

テーマ:

①アニ