ていきたいと考えています。
【これまでに生まれた活動の例】
・ゲストハウスに宿泊するアイルランド人留学生が企画する「セント・パトリック・デイ」パーティ
・楽器や歌をやっている人同士で、体育館ステージでセッションライブ
・髪を切りながらインタビューしたことをWebで発信する新たな美容師スタイルの実践
リノベ参加者によるギターライブ
③「サステナブル」を身近に感じてもらいたい!
今ではよく聞くようになった「サステナブル(持続可能な、という意味)」「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉ですが、具体的な行動に落とし込んでいる人はまだそこまで多くないような気がします。
私たちが今回のリノベーションで特に意識しているのが「モノの再利用/再加工」です。
八雲町内で余った木材やペコレラ学舎内で既に役目を終えた家具などを、解体したり加工したりして新たな家具や内装を整えています。自分たちの手で作ったものには自然と愛着が湧き、大事に使おうという気持ちになります。また、作り方がわかっているので、ちょっと不具合が出たり壊れたりしても自分たちで直して長く使うことができます。オープン後のペコレラ学舎では、このようなモノの再利用のノウハウや制作体験をゲストの方々に共有していく予定です。DIYを身近に感じてもらうことで、サステナブルな消費のあり方を普及させていきたいと考えています。
私たちはペコレラ学舎を「進化し続ける廃校」にしたいと思っています。
6月からリノベーションを始めて2か月が経ち、最低限のハード面を整えることができました。ここから10月のグランドオープンに向けてさらに改装を続ける予定ですが、きっとそれまでに100%完成することは難しいでしょう。でも、それで良いと思っています。
ペコレラ学舎に訪れるゲスト(地元民・外の人問わず)を巻き込みながら、常にあり方を模索し進化する、そんな場所にしていきたいのです。
ペコレラ学舎内での打ち合わせの様子
このプロジェクトで支援していただいたお金は、主に「ペコレラ学舎でのサステナブルの推進」と「来訪者同士の交流の推進」に使わせていただきます。
(内訳)
★サステナブルをより身近に感じてもらえるコンテンツを増やす(約85万円)
・木工作業部屋の整備をして、ゲストが廃材を持ち込みDIYできる仕組みを作る(約20万円)
・地球に優しい製品(シャンプーや洗剤、衣類や家具など)の導入(約15万円)
・再生可能エネルギー(太陽光、風力、バイオマス等)を利用するための設備投資(約50万円)
★来訪者同士の交流や企画を支援する(約80万円)
・ゲストにもっと快適に過ごしてもらうための学校内施設の整備(約10万円)
・クリエイティブを加速させるような空間デザインの設計・施工(約10万円)
・ペコレラ学舎内の企画やチャレンジへの出資(約10万円)
・グランピングテントやキャンプ用品など、キャンプ場の施設拡充(約50万円)
木材加工部屋の様子
◽チームリーダー:よっち
本名は赤井義大。ペコレラ学舎を運営する株式会社木蓮の役員を務めています。八雲町出身で高校と大学を海外で過ごし、東京で2年間働いた後、八雲町にUターンしました。ゲストハウス&レストラン事業、体験観光事業、移住促進事業や人材紹介事業の運営など様々な事業に携わっています。趣味はアウトドア全般(最近は釣り、キャンプ、テントサウナ、サーフィン)。
詳細→https://kurashigoto.hokkaido.jp/report/20200528103000