【国宝に囲まれ行う映画上映祭】故郷、奈良奥大和・宇陀(うだ)に映画の力で活力を!

【国宝に囲まれ行う映画上映祭】故郷、奈良奥大和・宇陀(うだ)に映画の力で活力を!
2021年10月、奈良県奥大和にある宇陀(うだ)にて、保有する文化財、広大な自然を体験しながら映画を楽しんでもらえる映画上映祭を開催します!みなさまの力でこの映画上映祭を成功させ、宇陀を「自然と文化、すべての人の故郷」への再発展させる一歩を踏み出します!

った樹野テツオさんがメディアネット宇陀に来てくれました。そこで、彼を中心にフィルムコミッション事業を開始し、その第1回の事業が今回の「OKUYAMATO MIND FILM FESTIVAL」となる予定です。

宇陀の地は古くは大和の中心であり、有形・無形の文化財や伝統行事を今に伝えています。しかし、そのような豊かな文化を持つ宇陀でありましたが、現在は1軒の新刊書店、映画館、レコード店すらない状況です。だからこそこの映画上映祭を通して、生の文化に触れる機会が少しでも生まれればと期待しています。また、この上映会は室生寺の御厚意により客殿をお借りしての稀有な上映会となると思います。

▶僕の故郷「宇陀市」

奈良県北東部、大和高原の南端に位置し、四方を山に囲まれた高原都市。榛原、室生、大宇陀、菟田野の4つのエリアに大きく分かれています。

総人口: 27,828人; (推計人口、2021年2月1日)

人口密度: 112人/km2

国指定文化財:52箇所(室生寺など)

国登録有形文化財:2箇所

古くは古事記にも名前が出るこの地域は信仰の起りにかかわる多くの伝説を有し、独自の仏教美術を継承してきました。また現代においても谷崎潤一郎(小説家)、土門拳(写真家)の作品にも題材として扱われ、ダニ・カラヴァン(彫刻家)など海外の芸術芸能文化人に愛されてきた町でもあります。

このような町で暮らす人々に芸術文化を楽しむ機会を設け、文化的な価値観で地元のすばらしさを再確認してもらいたい

また、関係人口を少しでも増やし宇陀市の魅力を都市部の人に理解してもらいたい

そうすることで、宇陀市を芸術文化の町として また次の時代へつないでいくことができると信じています。
▶このプロジェクトで実現したいこと

私たちの企画する「OKUYAMATO MIND FILM FESTIVFAL」の目的は、現在私たちの故郷が抱えている問題を芸術文化振興と観光事業を組み合わせることで解決することです。

私たちは、

芸術文化を楽しむ機会が減っている町の人々に、映画を見る機会をもってもらう

と同時に

都市部から観光にお越しくださる方々には、宇陀の地で大自然の中で芸術作品を楽しんでもらい「宇陀との深い関係を持つ人口」を少しずつ増やす

ことができると考えました。

これらの目標を今回1回だけではなく、持続的にこれからも達成し続けることで、現状の課題を解決し 、今まで故郷を守り継いできてくれた地元のおじさん、おばさんたちに恩返しをして、

↑室生寺のふもと365日休みなく回転焼きなどを提供しているおばあちゃん

そして30年後自分たちの子供たちに胸を張ってもらえる文化の町・宇陀にできると信じています。

▶連携企画について

「奥大和MIND TRAIL」公式フリンジイベントとして

奈良県奥大和移住・交流推進室企画の「奥大和クリエイティブスクール」に参加したことをきっかけに、昨年2021年10月~11月にかけて開催された「奥大和MIND TRAIL」の公式フリンジイベントとして認めていただくことになりました。

詳細については、活動報告にて近日中に公開いたします。

【奈良県内の同じ映画祭事業「なら国際映画祭」との連携】

奈良の平城遷都1300年目となる2010年より、2年に1回開催されている「なら国際映画祭」からも運営に協力いただき、当プロジェクトの開催が決定した際には「NARAtive(ナラティブ)※」作品の提供もしていただけることになります。

※「NARAtive(