クなバレエ音楽で親しまれている作曲家です。
題名にある“スケルツォ”とは、イタリア語で「冗談」という意味。ワルツの優美な3拍子の中にヴァイオリンの超絶技巧が展開され、これ以上なく華やかにフィナーレを迎える一曲です。ヴァイオリニストにとってはそれこそ冗談のように難しい曲でありながらも、ロシアの香りの漂う艶やかな旋律に魅了されてしまう。とっても素敵な一曲です。
続いては、クライスラーの楽曲を2曲続けてお楽しみいただきます。
「愛のよろこび」は多くの方がご存じの一曲かと思います。冒頭のキラキラした瞬間的なよろこびの音楽と、その後に続く幸せをじっくり嚙み締めているような、ロマンティックなメロディとの対比が楽しい一曲です。
続く「レチタティーヴォとスケルツォ」は、ピアノ伴奏のない、ヴァイオリンソロの曲です。ヴァイオリニスト兼作曲家のイザイに献上されたこの曲は、クライスラー特有のおしゃれさとイザイの独特な和声感がかけ合わさった、ストーリー性豊な曲だと感じます。非常に高度な演奏技術が求められるためかコンサートで取り上げられることは多くありませんが、「愛のよろこび」と続けて聴くと、その曲調の違いを面白がっていただけると思います。
非常に魅力にあふれたクライスラーの世界をお楽しみください!
このコンサートのメインプログラムは、フランク作曲のヴァイオリンソナタ。
クラッシック音楽に詳しい方なら誰もが知っているであろう名曲であり、ヴァイオリニストにとっても憧れの曲のひとつです。4つの楽章に分かれており、全部を通すと30分弱くらいの大曲です。
このヴァイオリンソナタは、先ほどのクライスラーの曲紹介でも登場したイザイが結婚するときのプレゼントとして作曲された曲だと言われています。
同じ時代に生きた音楽仲間で曲を贈り合い、お互いに弾き合っていたなんて、とっても素敵なエピソードだと思いませんか?
メインプログラムなので全楽章を大紹介させていただきます!
しっとりと物憂げな旋律を歌い上げるヴァイオリン、それに応えるように響くピアノのアンサンブル。独特の浮遊感。これはとても個人的意見ですが、雨の日に聴くと、嫌な天気がちょっといいものに思えてくるような曲だなあと思っています。
1楽章の雰囲気に少しの厳しさや重さ、そしてきらめきが加わります。まるで、人生の走馬灯を見ているかのような感覚に陥り思わず聴き入ってしまう、そんな曲です。
他に比べると理性的で器楽的な要素が強い音楽です。ヴァイオリンのソロなどもあり、この曲がヴァイオリニストに献上された曲だということがよくわかります。
冒頭から、いきなり幸せいっぱいなサビがうたわれ、その旋律は形を変えながら幾度となく繰り返されます。ピアノとヴァイオリンの対話によって音楽は発展していき、最後はこれ以上なく歓喜に満ちた音楽となります。
10万円:映像制作費
4万円:返礼品制作費用
1万円:手数料
リターン品は今回4種類をご用意しております。
【1,500円】
お礼のメッセージと演奏を動画でお届け。
お礼のメッセージと演奏の動画をお届けいたします!
精一杯心を込めて演奏させていただきます!
お届け時期:10月半ばを予定しております。
【3,000円】
オンライン配信 視聴チケット
お礼のメッセージと演奏を動画でお届け。
10月半ばに公開予定です。
※アーカイブの期間は配信日より、2週間になります。
【5,000円】
オンライン配信 視聴チケット
お礼のメッセージと演奏を動画でお届け。
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