って、仕事があまりできなくなりました。叔母が長年貯金してきたお金を貸してくれたおかげで、来日できました。しかし、やはり日本での出費が高くて、経済的に厳しいという事実は変わりませんでした。そんな時に、日本語学校で千本財団からの奨学金の募集案内が来て、応募させて頂きました。そのおかげで、経済的に困ることがなくなり、学費以外は自分を養うことができるようになりました。経済的な支援だけでなく、時々研修旅行もあり、そこからいろいろな経験ができました。
資金の使い道
ー目標金額の内訳、具体的な資金の使い道
■奨学金:210万円
給付額:月額5万円
定員:7名
給付期間:2021年10月~2022年3月の6カ月間
全国の日本語学校から奨学生を選定し、最大7名の留学生に月額5万円の奨学金を6カ月間給付します。また、目標の大学に合格進学する場合、原則として大学4年間も継続して支援します。その場合、1人当たり月額8万円の奨学金を給付します。
実施スケジュール
6月中旬 募集要項の発表
8月下旬 奨学金への出願締切
9月上旬 書類選考の結果発表
10月上旬 面接選考
10月下旬 最終選考の発表
11月10日 奨学金給付の開始
11月中 リターン(御礼)送付開始
選考について
■書類選考:2021年度募集要項を元に、原則として今年の6月に開催された日本留学試験の試験結果(3科目)の上位9名までを合格とします。
■面接選考:主に大学教員で組織された選考委員によって面接選考を行い、最大7名までの奨学生を選抜します。選考基準は下記の通りです。
①日本で学ぶ学生としての資質(動機、思考力、論理性、意欲、熱意)
②千本奨学生としての資質(誠実さ、好感度、リーダーシップ、問題意識、コミュニケーション力)
③将来のビジョン(日本と母国との架け橋の要素、社会貢献への熱意、計画性)
募集方式について
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
■御礼のメール
■寄附金領収書
■活動報告書(ニュースレター)
※本プロジェクトへのご寄附は千本財団への寄附となり、当財団が寄附金の受付及び領収証発行を行います。このプロジェクトの寄附は寄附金控除の対象になります。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、当財団が発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。領収書は2021年11月頃にプロジェクト報告書(ニュースレター)と共に郵送させて頂きます。
※領収証はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします。
最後に
このプロジェクトは、日本での留学経験を元に、将来出身国のリーダーとなり、日本との架け橋となる人材を育成することを目的としております。
当財団の代表の千本倖生は、フルブライト奨学金を得てアメリカに留学し、その時の出会いと経験が元になって現KDDI、Y!mobileの創業に携わりました。奨学金がなければ留学も叶わず、留学が叶わなければ起業家としての千本もありませんでした。この奨学金プロジェクトは、奨学金制度への恩返しです。
現在コロナ禍により、世界は想像もしない変化をしつつあります。このような時だからこそ、日本に憧れ日本の大学進学を目指す若者に、愛と寛容の精神で助けの手を差し伸べるべきだと考えます。どうか、一緒にサポートするメンバーになってください。
千本財団の役員について
代表理事 千本倖生京都大学工学部電子工学科卒業、フロリダ大学P