はじめに・発起人ご挨拶ならびに「柏ビアカレープロジェクト実行委員会」が立ち上がるまで
こんにちは!「柏ビアカレープロジェクト実行委員会」の発起人・佐々木麻子と申します。
柏市でアジアンダイニングルンビニというアジアン料理店を1995年より経営しております。コロナの影響で昨年あすチケ柏(柏の飲食店を応援していただくお食事券購入プロジェクト)で、多くの皆様にご支援をいただき、貴重な支援金を参加店舗へ届けることができました。
ご支援いただいた皆様に改めて感謝申し上げます。応援本当にありがとうございました!
しかしながら飲食業を取り巻く環境は厳しく、残念ながら柏市内でも閉店してしまうお店を見かけるようになりました。
長引くコロナによる休業要請・営業時間短縮要請・酒類提供禁止により、飲食店のみならず酒販業者をはじめとするお取引業者様がたも苦境に立たされております。
当分この状態が続くと仮定して、飲食業は店舗の立地以外にも消費者を求めて通販事業に着手するべきと言われておりますが、わかっていても大半の飲食店主は日々の業務とやりくりに手一杯で、取り組む余裕がありません。資金的にも、時間的にも。
私の経営するルンビニも、カレーの通販をやりたいという気持ちは以前からありました。しかしながら設備を整えるハードルが高くてなかなか着手できないままコロナ禍に突入してしまいました。。。
テイクアウトやデリバリー等に取り組むものの、長期に渡る営業時間の短縮要請、さらには酒類提供の自粛要請によりかつてないほどの売上の激減となりました。飲食業は協力金をいただいておりますので、まったくもらえない業態の方からしたら贅沢な悩みかもしれませんが、もともとの事業の規模によって毎月発生する固定費(主に家賃ですね)はお店によってかなり違います。ちなみに当店は70万円以上の家賃で、売上はコロナ前の3割まで落ち込みましたので、協力金があっても決して楽ではありません。
何よりも嫌だったのは、毎日毎日、協力金の審査や振込の進捗状況を確認する「待ち」の状態で、自分がネガティブ思考になっていき、じわじわと真綿で首を絞められるようなそんなメンタルの状態がいつまで続くか先が見えないことでした。我々商店主は、自分の裁量で工夫して経営を切り盛りすることが好きなのです。人の指示に従って黙ってじっと待つ状態は「飼い殺し」のようなものです。自分の自由裁量で成果もリスクも引き受けて奮闘している時がいちばん生き生きとするのだと思います。
そんな悶々とした思いを抱えていた飲食店経営者は私だけではないと思います。
そんなある日、柏市内でクラフトビールを提供しているダイニングTHE LIFEさんがお店で余ったクラフトビールを活用してカレーを作って提供していることをSNSで知りました。
と考えて、THE LIFEオーナー森田晋介氏に相談したところ意気投合。
THE LIFEのシェフ加藤達也氏、ルンビニの販売促進戦略をサポートしてくれているintegrityの石井亜矢氏も加わって実行委員会が立ち上がりました。
柏ビアカレープロジェクト実行委員会メンバー
(左から佐々木、森田、石井、加藤)
そんな思いでクラウドファンディングに挑戦することにしました。
柏の飲食店が柏のクラフトビールで作った激ウマ!ビアカレーを通販で全国のカレーマニアへ届けたい。
「クラウドファンディングをやるなら、お客様に楽しんでいただけるプロジェクトに。そして、応援していただくからには、事業として存続するクォリティーの商品や仕組みを